尾花監督の「来期続投決定報道」と「横浜身売り」の相関関係
「いくら何でも交流戦前に早すぎる。ウラがあるんじゃないですかね」
横浜のチーム関係者がこう言って口を揃えた。
16日、一部スポーツ紙が「尾花監督、来季も続投」と報じた。若林オーナーが「来年もやってもらおうと思ってる。何の問題もない」と、3年契約を全うさせる考えを示したという。
昨季はチーム内のコミュニケーション不足が指摘されていたが、今季は尾花監督が選手との対話路線を重視し、「チームの雰囲気が変わった。続投が決まったことでより結束が高まるだろう」(チーム関係者)という声もある。
一方、「尾花監督続投は、今オフの球団売却の布石でしょう」とは、さるプロ野球関係者だ。
「昨季、身売り騒動が起こった横浜は、親会社のTBSホールディングスが現在も水面下で某会計事務所を通じて売却先を探している。球団を売却をするに当たり、チーム内で監督の途中解任などゴタゴタが起これば、企業としての倫理、モラルの面でマイナスイメージになると、アドバイスを受けているそうですから」
実際、昨季の身売り騒動のさなか、横浜買収を検討した家電量販店ノジマの野島社長は、「球団を持つ以上、球団の資産価値を追求する義務がある。横浜は強くしようと努力されているのはわかるが、頻繁に人事を変えるのはファンの方に理解されるのか」と、問題提起していた。
尾花続投のウラに身売りなら、選手、関係者も気が気じゃないだろう。
日刊ゲンダイ(2011/5/17)
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