北海道日本ハムFIGHTERS 925

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561代打名無し@実況は野球ch板で

佑ちゃん「開幕ローテ入り」で日ハム投手陣ガタガタ?

 プロ野球・日本ハムファイターズのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22=早大)が、2日のヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)で本拠地デビューを飾った。5回から2イニングを投げて1安打無失点。開幕ローテーション入りに大きく前進したが、パ・リーグ他球団はそんな状況を大歓迎している。
「いつでも打てる」という単純な理由でも「リーグが盛り上がってお客さんが増える」という理由でもない。一体どういうことなのか――。

 本拠地初のマウンドでこれまで封印してきたスライダーを解禁し、直球もこれまでで最速の144キロをマークした。6回には一塁けん制でボークを取られ走者を得点圏に進めたが、早大の先輩・青木を遊ゴロ、田中を二ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。

 こんな状況に、あるパ・リーグ球団の編成担当者は「佑ちゃんが開幕ローテーションに入るなら大歓迎。どうぞ入ってください」ともろ手を上げる。その理由は斎藤にとってかなりショッキングなものだ。

「(斎藤は)プロでは明らかに完投能力がある投手ではないので、その分ブルペンの負担は増えてくる」と救援陣がダメージを受けると指摘するのだ。また、斎藤が勝ち投手の権利を得て降板した場合、「佑ちゃんの後を継ぐリリーフ投手の精神的プレッシャーは日本シリーズ並みになる。
注目ルーキーの勝ち星を消してしまったら何を言われるか分からないからね。精神的消耗度は2、3試合分になるんじゃないか」とほくそ笑んだ。

 日本ハムの救援陣といえば今季復活を期す抑えの武田久、リーグ屈指のセットアッパー・宮西と林の左腕が2枚、昨年中継ぎだけで10勝(1敗)をマークし新人王に輝いた榊原など質量ともに抜けている。しかし、シーズンは6か月の長丁場。
まして斎藤が開幕ローテに入れば前半戦からプロ初勝利、楽天・田中、西武・大石らとの同期対決などヤマ場は目白押しだ。負担は昨年までの比ではない。