>>460 決め球のスライダー投げるのが「ズル」(笑)かはともかく、それを封印して直球主体というテーマを追求できたのはイイネ・
佑 OP戦初登板は直球勝負で1回0封
ttp://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/headlines/20110227-00000009-dal-base.html 「オープン戦、日本ハム9‐8ロッテ」(26日、名護)
リプレーのようだった。六回1死。日本ハム・斎藤佑が戦いを挑んだのは、日本一の昨季も中軸を務めた大松。
初球、この日最速の142キロ直球が外角低めに糸を引いた。次も、またその次も‐。
投げられる球はすべてストライクとボールの判定が微妙な外角。しかも、ほぼ低めへと制球されていた。
最後は四球となったが、3球連続で続いたファウルでは押し込む場面もあった。3番・清田も一邪飛、7番・金沢も三邪飛。
「ファウルを取れたのが良かった。それも右ならファースト、左ならサード」と計7回のファウルに手応えを得た。
1回1安打1四球無失点。デビュー戦となった13日の韓国・サムスン戦では最速139キロだったがこの日は140キロ台を連発。
19日に腹痛でダウンし調整遅れも懸念されたが、オープン戦初登板で不安を払しょくした。
心臓の強さも見せた。19球中、15球が直球で3球が直球系のツーシーム。直球を磨くというテーマがあった。
1死一塁から代打・竹原に“プロ初被安打”となる右翼線二塁打を浴び二、三塁のピンチ。並の新人なら、抑えたい本能で決め球を解禁したくなるだろう。
だが「ズルはしたくない」とテーマに専念した。1死二、三塁から細谷は大野からサインが出たためカーブで三ゴロに仕留めたが、続く金沢に対しては再び直球系のみ。
「ここでスライダーを投げれば、というのはこの前も感じた。その中で今のところ真っすぐで抑えられている。後々、楽になる」。“佑言実行”で得た自信だった。
吉井投手コーチも「相手も真っすぐを狙ってきていた中でファウルを打たせた」と称賛。
次は3月2日のヤクルト戦(札幌ドーム)で2イニングを予定。まだ雪の残る札幌を熱くしてくれそうだ。