北海道日本ハムFIGHTERS 924

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38代打名無し@実況は野球ch板で

斎藤佑樹は○か×か 元恋人∃゙ロクソ批判

 26日のロッテマリーンズ戦(名護)でオープン戦デビューする日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹投手(22=早大)をめぐる論争が激化している。いよいよ真価が問われるこの時期に、なんと元恋人球団=ヤクルトスワローズのスコアラーがボロクソ評価。
それに対し、同じくヤクルト出身で横浜ベイスターズ監督を務めた大矢明彦氏(63=現解説者)の猛反論が飛び出すなど、注目度の高さは相変わらずだ。「人気先行」とささやかれながら、ベールに包まれたその実力は本物なのか――。

 斎藤をボロクソにこき下ろしたのはかつての恋人≠セったヤクルトだ。今季最初の交流戦(5月17、18日)の相手が日本ハムということもあり、ヤクルト・片岡大蔵スコアラーは第4クールから日本ハムの名護キャンプを視察。ドラフトでは獲得を熱望していた斎藤を、今度は敵の新戦力としてシビアに分析した。

「守備のセンスはいい。ただあの程度のストレート(130キロ台後半)ではプロでは厳しいでしょう。いくら頭がいいといってもね、投球の基本はストレートだから。そのストレートに勢いやキレがなければいくら配球を工夫してもプロは打つよ。
本人が生命線だというコントロールもただいいだけではね。低め低めにピシッ、ピシッと針の穴を通す精度で決められないと。調子が悪く制球が定まらない時はどうしのいでいくのかな」

現役時代は自らも79年のドラフト1位投手として期待され、ヤクルトが黄金時代を築いた90年代の野村政権時代にはID野球の知恵袋といわれていた同スコアラーだけに、妥協なき分析のメスが次々と入れられた。

「フォーム的にも球の出どころが見にくいとか球持ちがいいというわけでもない。むしろ左肩の開きは早く、クセや配球を研究されていけば、低めの変化球は見極められていくと思う。先発投手としてどうしていくのか難しいと思う」

 また、斎藤が「将来的には速球で空振りの取れる本格派になりたい」と語る投手としての理想像についてもバッサリだ。

「22歳ではもう無理でしょ。すでに投手としてはまとまってしまっているし、長距離打者と一緒でスピードボールを投げられるというのは天性の素質だから。150キロを投げるのは方向性が違うと思う」

 とても昨年のドラフトで斎藤を1位指名した球団のセリフとは思えないが…。これも結ばれなかった恋人≠ヨの腹いせか、片岡スコアラーの分析は厳しいが、プロの評価は結果がすべて。こうなったら人気だけではなく、結果でも悔しがらせるしかない。

(続く)