昨日の甲子園でこのようなことが起きた。
この試合はNHK BS1で放送されていたので、ご覧になった方も多かったのだろう…。
西村が外野死守…野手不在で“緊急救援”
ttp://www.daily.co.jp/newsflash/2010/09/10/0003419199.shtml これは、10回裏に浅井の打った打球がショートライナーとなり、一塁へ戻れなかったブラゼルが審判に激昂して退場したのがきっかけである。
そして運の悪いことに、控え野手がこの回までに全員グラウンド内へ出てしまい、残っていた控え投手を使うしか方法が無かった。
ちなみに、この日が復帰登板となった能見篤史が7回2失点で投げきり、後を継いだ渡辺亮も2回無失点、10回表はサヨナラ勝利を信じて藤川球児を送り込んだ。
それでも勝てず、11回表が始まる時点で、控え投手に残っていたのはメッセンジャー・蕭一傑・西村・久保田・福原・桟原の6人。
残り試合少ない中、あえて西村をファーストではなく外野の守備につかせたのは藤川の推薦と真弓監督の考えなんだろう…。
実は当の西村本人、高校2年・3年時に外野を守ったことがあったそうで…。
打者に応じて、守備位置を変えながら無事2イニングを守りきったが、12回裏の打席時に新井が盗塁を試みて失敗しサヨナラ勝ちはならず。
5時間21分と言う試合時間だったが、それでもレギュラーシーズン優勝マジック点灯までかなり近づいたのは間違いない。
このような大熱戦については、去年皆が覚えているかもしれない2009年9月4日(金)の東京ドームで行われたジャイアンツvsヤクルトの試合。
11回裏の攻撃終了時点で控えのキャッチャーがいなくなり、急遽木村拓也がキャッチャーへ回ったという出来事の試合内容。
12回表を無得点に抑え、ジャイアンツの負けがなくなったことで、既に点灯していたレギュラーシーズン優勝マジックを1つ減らした。
この時の試合時間は5時間27分だったので、それに次ぐ長さだったのだろう…。