いろいろ言われてるようなので、宮西のアマチュア時代についての私見
宮西が注目されたのは2年春に48イニングくらい無失点を続けたときで、その頃はバリバリの先発タイプという評価だった
それ以降、学年が上がるにつれて腕の位置が上がっていき(最初はサイドに近いスリークォーター)
球威の上昇とともに四死球と奪三振が増えていった。本格派を目指していたのだろう
しかし逆にスカウトの評価は下がっていった。一番評価していた阪神も
彼が3年のときには先輩捕手の清水を獲得するなど熱愛宣言(当時はまだ自由枠があった)していたのに
4年になるとまったく音沙汰がなくなってしまった
はっきり言って、中途半端な本格派となった宮西には価値はなかったのかもしれない
4年秋リーグ序盤には打ち込まれ、もはやドラフトにはかからないかと思われたが、ここで大変化が起きた
宮西はいきなりサイドスローで投げ始めた。ここで現在のリリーフ・左殺しとしての活路が開けたように俺は思う
でもプロスカウトの評価が上がったわけでもなく、ドラフトでは大社3順目(しかも後半)で日ハムに指名された
これは日ハムスカウトの眼力というよりも、当時関学野球部に梨田監督の息子が在籍していたのが大きい
本人曰く「父に宮西を売り込んだ」とか。ドラフト直後は宮西よりも喜んでいたのが印象的だった