横浜ﾍﾞｲは白いﾜﾝﾋﾟｰｽを着た色白で病弱な美少女25

日高　「さて。一晩経って落ち着いたところで、選手会長として改めて皆に確認事項がある」
檻一同「うーい」
日高　「交流戦の優勝賞金、どう使うべきだと思う？」
坂口　「たいがい、裏方さんまで入れた全員で山分けって聞いたことありますけど」
日高　「確かに常識的な線ではそうなるがな…」
下山　「それやったらインパクトに欠けると思わんか？」←２軍で珍妙練習を考案した前科のある人（実話）
北川　「せやせや。『きたのう貯めて　きれいに使う』のが大阪人の心意気って
　　　　もんやろ」←智花子の（悪）影響を色濃く受け継いでいる人
日高　「…という意見があってな」
織姫　「じゃあ、恨みっこなしで決まる方法があればいいんですねー？」
日高　「お嬢、何か名案あるんですか？」
織姫　「もちろんですよー」

織姫　「第一回、チキチキ５０００万円争奪、ビッグチャレンジダーツ大会ー」
日高　「わー（漠然とした不安を感じ棒読み）」
織姫　「ここに４連勝の罰ゲームとして星菜ちゃんから借りた本物のダーツの的と矢が
　　　　ありますー。交流戦での活躍度に応じて的の占有面積を決めましたので、それ
　　　　に従って各々が希望する賞金の使い道を書き込んでくださーい」

坂口　「山分け」
北川　「全額寄付」
平野　「京セラのフェンス塗り替え費」
山本　「スカイマークのトイレ改装費」
Ｔ岡田「みんなでごはん（肉）」

日高「どうやらこの５つが当たる確率高そうですね」
織姫「はいー、そうですねー」
日高「で、ダーツ投げるのは一体？」
織姫「もちろん私ですよー」

日高「大丈夫なんですか？　いろんな意味で」
織姫「大丈夫ですよー」
田口「姫ちゃん、せめて真ん中の『たわし』だけは外さないか？」
織姫「ダメですよ田口さーん。これが無いと持り上がらないじゃないですかー」
田口「５０００万円分たわし買ってどうすんの！？」
日高「せめて『たわし』ゾーンはやり直しって事にしません？」
岡田「そらアレやろ」
日高「そうですか…ダメですか監督…orz」
織姫「じゃあ、始めますよー。ルーレット、スタートー」
一同「パジェロ！　パジェロ！　パジェロ！」←一応お約束
織姫「うーん…えいっ！」
　　　（的を外れてあさっての方向の壁にダーツが突き刺さる）
田口「あーあーあー！？」
日高「案の定やり直しか…って、ええっ！？　ここに希望商品書いた奴がいるー！？」
一同「えええ―っ！？（ダーツが刺さった壁に群がる）」

　　『　　ゴ　　ッ　　ツ　　ロ　　ボ　　改　　造　　費　　』

後藤「よっしゃ！！」
一同「ゴッツ―――っ！？」