週刊現代書き起こし
(どん様の画像。ソファに座って手を組んでいる。「インタビューは80分にわたって
行われた」の文字)
来期のパリーグは面白くなりそうだ。08年まで阪神の監督を務めた岡田彰布氏が
オリックスの指揮をとるのだから。この名将が本誌に「チームの再生」を語り尽くした!
・阪神に苦言を呈した理由
岡田彰布氏(52)がオリックス・バファローズの監督に就任した。岡田監督は、
阪神での5年間の監督生活で、リーグ優勝1回を含め、Aクラス入り4回を果たしている。
その手腕によって、今季最下位のオリックスをどう変えていくのかに、メディアの
注目が集まっている。
本誌は岡田監督に、オリックスの戦力をどう考え、どう再生するのかをインタビュー
したが、その前にまず、今季4位に終わった古巣・阪神について総括してもらおう。
「今年に関しては先発やろ。能見がいなかったら大変なことになっていた。誰が
能見が13勝もすると予想してた?首脳陣も予想していなかったと思う。キャンプは
二軍スタートだから期待してなかったということ。結局、どこのチームでもそうやけど、
先発ローテーションのピッチャーが頑張ればある程度は上に行けるのよ。開幕時、
ローテに入れたピッチャーが1人で10勝できなかったら、それはやっぱり完全な誤算やね。
セリーグで安藤(8勝12敗)くらいじゃないか、開幕投手で10勝してないのは・・・」
能見の台頭こそあったが、2桁勝利を挙げたピッチャーは他にいない。下柳は8勝8敗、
福原は3勝10敗。阪神先発陣は過渡期に来ており、来期も厳しい戦いを強いられそうだ。