【D専】まったり応援スレvol.116【sage進行】
(=゚ω゚)ノ
待ったなしの若手起用
先の、糸井も打順は7番だったり2番だったり
しかしその前に梨田は3番含めいろいろな打順を経験させた上で、ペナントが佳境に入る前にの試用期間とばかりに、最適打順を探る作業を惜しまなかった。
その結果糸井2番が最もティーム得点期待値が上がることが証明されても、なお梨田は結局糸井7番が多いし、
そもそも結果的にいろんな打順になっただけで、故障やティーム状況、インフルエンザ等やむを得ない事情で、別に梨田が積極的に試した訳じゃないかも知れない。
しかし、結局はそれが、今の勝負時、逞しい札幌打線の象徴たる糸井を作り上げていることは間違いない。
何度も言ってるが、
・オチヤイの相馬眼=誰を育成すればモノになるか
・オチヤイのカリスマ勝率=本来確率論に背く方策を採った上で結局勝ってしまう
・オチヤイの「旬」の読み=和田/新井兄の同年FA、中村ノリ、タイロンウッズの拾い時切り時
他、オチヤイの凄さは語り尽くせない。
それだけに、このマッチポンプぶりで本来の育成力が評価されない点と、
固定を美学とすることで結局、有事に対応できる柔軟さ、リスクヘッジができてない点
この2点(根は同一だが)が悔やまれてならない。
俺が、
藤井の長打力、特に左の成長には驚いた。2番に最適の数値!
ダボハゼ(だった)平田の選球眼と確実性身につけた進歩は理論超越してる!
堂上兄、新井弟使え!少なくとも試せ!
これら発言散々してるのは、何も先月今月始まったとかそういうレヴェルじゃない。
いきなり切羽詰まった大事な試合で、
さあスタメン2番打て結果出せ→藤井僅か1試合さえもフル出場させずイミフ交代
さあ2番にチャンスだ結果出せ→代わりの平田はボール球振り三振、併殺で最後の打者と最悪
これは当然とも言える。
今まで「勝っているうちは変えない」とオカルト頼りなのか臆病なのか知らんが、あまりにも柔軟性に欠き、新たな役割開拓を怠った。固定に固執したツケが大きすぎる。
(=゚ω゚)ノ
2番荒木?
お得意の故障情報隠しで定かではないが、昨日の荒木外しは単なるプチ故障+休憩の一時的対応だろう
藤井の2番打者特性を理解してのものではなかった。
この先も見越すなら、固定を美学とするオチヤイのこと、2、3番のみに左が続くのはいびつ過ぎるから。2番藤井を本当に実現させるにはバランス上5番モレノが必然だし
そもそもの「2番打者観」から変える必要がある。
つまり、「2番とは、犠打、エンドランというスモールに適応し、そのかわり絶対的な打力(OPS等)は薄くてもよい」という昭和の日本的価値観をだ。
何度も言うが、1番打者の出塁率は、鬼選球眼井端でさえ良くて4割、他の6割は2番自ら出塁する方が、
そして何より平田で終了の例でわかる通り、1番の次に多く打席が回って来る打者、
その側面の方が圧倒的に大きい。
また、イニングの2番目に回って来る保証あるのは初回だけだ。
最後の平田併殺打は、荒木でも同等以上に可能性はあった。初回の、その「2番目に回って来る保証あるイニング」だけでさえ何度荒木の併殺でチャンス潰したことか。
だから、初回の犠打とか、初回から盗塁エンドランとかリスク伴う策を選択し、結果、確率論や得点期待値に反する行為を採らざるを得なくなる。
つまり、2番打者とは
・併殺打少ないのが最低限、
・リードオフが一塁出塁の際には一気一塁から得点が狙える長打力、
・無走者の際には自らチャンスメイクできる出塁率
この三つを高い次元で兼ね備える、つまり必然的にティームでも上位のOPSは当然。
構造的に井端2番では併殺が増えるのが当然だし、四球の多寡でも長打力でも、
1井端→2藤井>1藤井→2井端
なのは論を待たない。また、あの中軸を持っていれば1、2番のスモールは百害あって一利無しだが、別に盗塁云々ではなく藤井の脚力は+αとして走塁面でもちろん得点力に寄与する。
つまりこれ以上うってつけの2番打者はいない。藤井
(=゚ω゚)ノ
前傾型打線(集中と選別)
先の2番打者観を持つ以上、「ヘッドヘビー」の打線を意識せざるを得なくなる。
昨日の岩崎タツローは確かに結果的に3出塁と素晴らしい仕事をしたが、打った打たないの結果論ではなく、その唯一の凡退の打席では代打出して交代が正解だった。
それまで2の2、と驚異的だっただけに引っ込めるのは勇気がいるが、目先ではなく期待値とはそういうもんだ。
逆に、守備の方の期待値では荒木とどの程度の差を考慮しての起用か知らんが、結果痛いミスもあった。
つまり、守備要員としての起用なら下位に固めて置くのは理にかなうが、ビハインドでチャンスに回ったら即代打、が前提になる。前打席に出した結果とは連動しない。
それが、ヘッドヘビー、或いは前傾型打線の根本的発想になる。
上位では犠打や進塁打で余計なアウトを挟まず、できれば無死のまま攻撃し続けるのを理想とし、2点以上/イニングの得点を目指す
下位で数少ない出塁を得られれば、またアヘッドがあれば、スモール駆使して1得点を目指す。
ビハインドなら守備固めてても致し方ないので下位には代打攻勢をかける。
これが「集中と選別」
荒木を守備要員として不可欠という価値観なら、7番以降に置き昨日の最終回平田のようなシチュエーションに回って来たら即代打
(=゚ω゚)ノ
ボトムヘビー打線は?
7番キャッチャーアベ、ボビー時代の7番DHイスンヨプ、とか、
ボトムヘビー型打線が理想なのは解る。しかし、それが有効なのは
・ティームが余裕の首位
・戦力構成的に打撃のタレント粒ぞろい
、等の場合。
今のチュニチは終戦か否かの瀬戸際で寧ろスクランブル、打撃面では中軸3人の充実度はゴミウリより上なくらい突出して中軸頼み。
つまり中軸3人にいかに走者置いて回すか、に集中すべきで、守備力重視なら7番以降自動アウトでも次の回に期待すれば良いだけ。
更に言えば、(これは超攻撃/超守備的スタメンの2プラトン、という別項目の発想だが)
ハマスタや箱庭のPF値の高い球場や、三振奪取率が高い先発Pのゲームでは、そもそも守備力軽視のスタメンで始めても理にかなう。
決まる時は結局四球+ドッカーンだし、例えば7回二桁三振狙えるPなら半分近く三振だから、その分例えばセカンドでも守備機会は減る。
そういうゲームでは荒木スタメンの必然性も弱くなる
そこで
スーパーユーティリティー・モレノ
(=゚ω゚)ノ
そもそも二塁手とは
現在でも、特にセリーグの二塁手は悲惨だ
二塁手は守備専で良い、なぞ日本独自の発想だ
NPBならロバートリチャードローズ、グレッグラロッカ、今なら日本人で井口、二塁手とはこういうイメージ、即ちスラッガーのポジションと言っても過言でない
(もちろん、これまでの発言も全てオチヤイのみならずほとんどのNPB監督に当て嵌まる矛盾だが)
昔は、オチヤイ自身、どんでん、腹立つ、男村田、といったスラッガーも二塁手をやっていた。
モレノは岩村、大野貴洋、石井義人と並ぶ、高校右投左打ショート四天王だった。
更にはつい去年までセンターまで熟(こな)すスーパーユーティリティーだった。
つまり、即二塁手モレノにしろ!
とは言わない。それで固定してしまっては同じことだ。
先の、超攻撃的スタメンや、逆の前傾型打線を採った際の下位打線代打攻勢に出た際、ビハインド時のスクランブル体制時に最大限有効なのが
スーパーユーティリティー・モレノの存在に他ならない
(=゚ω゚)ノ
森野将彦
モレノの特質、それはジプシー
モレノは不思議な選手だ。遅咲きだし、その集中力の波もそうだ。
ミスター3ラン、直前に荒木という低出塁抱えながらの打点王、つまりここぞの集中力は凄まじい。
ところがその集中力は持続しない。ルーティンの積み重ねの毎日が苦手で、変化を好む。
三塁手で失策王でもそれほど勝敗で足を引っ張らない。では、二塁や古巣のショートなら更に守備率が落ちるか?というとそうでもない。
どこをやってもそこそこに熟してしまう、寧ろトータルではマルチプレイヤーの方が好成績になる。そういう精神的利点があるのはジプシー気質ならでは。
そもそも、仮に中村ノリ残留で好調なら今年はどこ中心に守っていたのか?モレノ
じゃあ三塁は?
モレノが22失策でも目立たないくらい、更にスラッガーなポジがサード
俺の目が確かなら、トニブランコの送球力とガタイの強さは正にサード。モレノより適性は上
現状一軍なら次点で小池、平田が同等
更に堂上兄、新井弟
これら誰でも、サンプル数さえ揃えばモレノと少なくとも守備率では同等以上のパフォーマンスを望める潜在適性は充分ある。
今日からでも始められる。遅いがまだ遅くない。イビョンとか出してる場合じゃない。それこそライトモレノでも堂上兄でもいい。
固定概念、先入観、偏見
これらを排除し、柔軟に臨めばいくらでもマルポジ、マルチ打順の発想が生まれる。
追い詰められ、スクランブル態勢とるべき今こそ
寝る前に一言
「ショートの守備機会ゼロのゲームは有り得るが、8番の打順に3打席回って来ないゲームは有り得ない」