☆☆☆横浜ベイスターズスレッドPart1605☆☆☆

■一体感生まれぬ投壊
投壊だ。連敗は今季最多の「７」にまで伸びた。ひと言では表し尽くせない、さらなる低落への不安が顕在化した。
グリンは初回１死から連打と死球で満塁にした後、連続押し出し四球を与え、さらに満塁本塁打を浴び６失点。
移籍間もないが、すっかり横浜色に染まってしまったということか。
開き直った打線は、金城、内川、佐伯、村田の一発攻勢などで意地は見せた。
指揮官交代後の14試合はチーム22本塁打で、トータル49はリーグ３位。
しかし、その数字と裏腹に、黒星が無残に積み重なっている。
２試合連続で空砲となった内川は言う。
「ピッチャーが頑張っているのはもちろん分かる。でも、さすがに（初回の大量失点は）少しなえてしまう。
打ち続けるしかないのだけど」。
得点差を詰めた直後の五回の高崎、九回の工藤がそれぞれ失点して機運をそぐなど、チームに一体感が生まれない。
グリンは前夜に６敗目を喫して湘南に降格した小林を抜いて、リーグワーストの７敗目。
それでも人材不足で投手の入れ替えができない。
昨オフに球団側が三顧の礼を尽くして入団した経緯もあって、この助っ人に頼らざるを得ない。
いや冷静に考えれば、こんな状況は例年通りなのかもしれない。（織田　匠）