今年の阪神はやらかす!!!!09-26

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868代打名無し@実況は野球ch板で
現有戦力で!「真弓方針」虎総帥納得させた 2008/12/05 11:58更新

 阪神・南信男球団社長(53)が4日、大阪市内の電鉄本社で坂井信也オーナー(60)と会談。FA補強で狙った横浜・三浦大
輔投手(34)の獲得失敗を報告したうえで、真弓明信監督(55)の『現有戦力を育てる』という意向を進言。出血覚悟の大補強
を主張していた総帥から“了承”を得た。

揺れ動いていた補強の指針が固まった。真弓監督の主張通り、現有戦力の底上げが基本線。指揮官と方向性を同じくする南
球団社長が、坂井オーナーに進言。三浦に代わる大補強を唱えていた総帥から“了承”を得た。

 「(三浦に)代わる手だてはないかという話。『外国人やトレードは、現有戦力を見極めてからきっちりしよう』ということです。
(オーナーの不安は)取り除けたと思いますよ」

 電鉄本社での会談は1時間強に及んだ。今オフ最大の事業だったFA補強は、三浦が残留を決めたことで事態が一転。坂井
オーナーは早々にトレードや外国人による補強指令を打ち出した。一方、世代交代を掲げる真弓監督は、若手の育成で乗り切
ると宣言していた。

 南球団社長は指揮官の意向を受け、外国人は来年7月まで調査できること、トレードは相手次第であることを説明。今後もチ
ーム強化の可能性は探っていくが、まずは現有戦力を鍛えたい…と伝えた。

 「トレードより育成が原則。ウチには若い選手がたくさんいる。他球団から見ればうらやましいんじゃないかな。若手が上がって
くるのが、強いチーム。岩田2世、3世が出てきてくれれば」

 現有戦力の底上げを主張する指揮官を自ら“説得”する構えを見せていた総帥だが、。現場の熱意からチームの魅力を再認
識。意思を尊重する姿勢を明らかにした。

 「各ポジションとも世代交代を迎えて、難しい時期。勝ちながら、みんなでやっていこうということです」と、南球団社長。フロント
と現場の意思が、気持ちよく統一された。戦力補強はあきらめないが、その前に自力育成。新生阪神の方針が、また1つ固まっ
た。(野下 俊晴)