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代打名無し@実況は野球ch板で:
■監督として現有戦力の底上げでリーグ優勝
2004年、落合は、中日の監督として様々な斬新策を打ち出した。1年間の解雇・トレード凍結、1・2軍を切り分ない春季キャンプ、
一芸を磨く指導、トスバッティングの廃止。
現有戦力の10%底上げによる強化を図った落合中日は、開幕戦から復活をかける川崎憲次郎先発で幕を開けた。
それが大きな痛手となってしまうのを防ぐ最善の策だったことが明かされるのはシーズン後のことである。
キャンプから横一線でスタートさせ、支配下選手の大部分を1軍で起用し、競争力を高める落合の采配は、
1年目から功を奏し、6月に首位に立つと独走態勢を築く。リーグ最小失策記録を達成する鉄壁な守備陣を作り上げ、
抜群の投手力で僅差の勝利をものにする守りの野球を落合はシーズンを通じて貫いた。
まさに巨人とは対照的なやり方でリーグ優勝をもぎとったのである。