■恋春到来!広島ブラウン監督結婚!!■

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124代打名無し@実況は野球ch板で
中国新聞記事 カープを支えた男達 2044.04.20
第5回「上」マーティーブラウンさん(62)

中区のせせこましい路地を少し入った所に開店から15年を迎える人気のお好み焼き屋がある。
この店のオーナーこそ、かつてカープを率いて戦ったマーティー ブラウンさんである。
2009年オフ、チームの低迷の責を問われる形で解雇を言い渡された。
「分かっていた事だが、ショックだった。だが準備はシーズン中から始めていた。」と当時を振り返った。
オールスター明けからチームは低迷を続け、特に打線の不振は深刻だった。
当然、来季の契約は無い事を感じたブラウンさんの気持ちはお好み焼き屋にシフトしていた。
日本人女性と結婚したばかりでアメリカに帰る選択肢は無かったと言う。
「妻はすぐに理解してくれお好み焼きの教室に通ってくれた。」
気持ちは既に野球には無く、チームも再び浮かび上がる事は無かった。
解雇を言い渡された次の日から行動に移った。
「シーズン中に場所は決めていた。」すぐに不動産屋と契約、内装工事に取りかかる。
お店の宣伝の為、地元ローカルのCMや情報番組のリポーターも勤めた。
「宣伝の為にプライドを捨てた。」話題のお店を食べ歩いたり、イベントを取材したり、時にはピエロのように振る舞った。
その甲斐あって翌年3月に「お好み何処 茶」はオープンした。
オープン初日は宣伝効果もあって沢山のお客が訪れ、その中には開幕を控えたカープの選手達の姿もあった。
順調に見えたお好み焼き屋だが、そこに大きな落とし穴があった。
準備期間が無かったとは言い訳出来ないミスを犯してしまったのだ。
「あれはイージーミスだったね。」
何故か関西風のお好み焼き屋を開店してしまったのだ。
監督時代からファンに「選手を見る目が無い」と言われたブラウンさんらしいミスだった。
「何故、関西風?」と、ファンが離れて行くのに時間はかからなかった。