巨人若手有望株応援スレ【百五十八人目】

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589代打名無し@実況は野球ch板で


パヤノ、154キロ左腕 “妻子”のため投げまくる


 地球の裏側のドミニカをたち、フランクフルト経由で名古屋へ着くまでおよそ2日間。
心中には期するものがあっただろう。陽気な笑顔で中部国際空港に降り立ったパヤノ。
アメリカではメジャーに昇格したことがないこの青年には、日本で成功しなければならない理由があった。
ドミニカに残してきた婚約者のゾイラ・マリーアさん(27)と、今年の年末にも結婚する予定だというのだ。
「長年ドミニカでは一緒に住んでいる人だよ。
シーズン途中で一度は日本にも呼びたいと思っているんだ」と照れくさそうに語った。
終始笑顔で婚約者の話をしていたパヤノからは、さらに“爆弾発言”も飛び出した。
「実はもう赤ちゃんがおなかにいるんだ。2カ月になる。日本では、
(結婚前に子どもができるのは)あまりよくないことなのかなあ」。
順調ならシーズン佳境の10月ごろには出産の時期を迎える。
「妻子のためにも、チームが優勝できるように頑張りたい」と意気込んだ。
もちろん、戦力としての期待は大きい。森バッテリーチーフコーチは
「うちの中継ぎ左腕でボールが速いのは(高橋)聡文しかいない。だからパヤノを獲った」と
獲得の理由を説明した。当のパヤノは「最速では96マイル(154キロ)を出したことがあるよ」とニヤリ。
言葉通りなら球威は満点。加えて、「スライダーにも自信があるんだ」。剛と柔を兼ね備えた左腕なら、ブルペンの力を底上げしてくれそうな予感は十分だ。
来日前には同じドミニカンで元中日のグラセスキ、ガルバの両投手から日本の事情を“予習”。
早くも異国での野球のイメージを膨らませている。「リリーフをやるつもりで日本に来た。
ブルペンで15球もあれば準備は万端さ」とパヤノ。身重のフィアンセに吉報を送り続けるためなら、
連投だって大歓迎だ。