巨人若手有望株応援スレ【百五十五人目】

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868代打名無し@実況は野球ch板で



落合博満■不滅の三冠王3度

 1982年、落合は、打率.325、32本塁打、99打点という好成績で史上最年少の三冠王を獲得する。
しかし、周囲の評価は低かった。それぞれの部門でレベルが低い、というのである。
確かに落合の前に三冠王を2度獲得した王貞治は、1973年に打率.355、51本塁打、114打点、
1974年にも打率.332、49本塁打、107打点で2年連続して文句のつけようのない三冠王を獲得していた
のだ。
それなら文句のつけようのない三冠王を獲得してやろう。そう意気込んだ落合だが、さすがに三冠王は
そう易々と獲得できるものじゃない。そればかりか、1984年には阪急のブーマーが打率.355、37本塁打
、130打点という1982年の落合以上の成績で三冠王を獲得して脚光を浴び、世間はもてはやした。
一方の落合は、ブーマーの陰に隠れて無冠に終わる。

 窮地に陥った落合は、翌1985年に打ちまくる。打率.367、52本塁打、146打点で、
3部門とも圧倒的な大差をつけて三冠王を獲得したのである。もちろん王貞治の2度の三冠王の記録
と比較してもどの部門でも勝っている。
周囲の低評価は覆したが、落合は、それで手を緩めることはなかった。
翌1986年にも打率.360、50本塁打、116打点で2年連続三冠王に輝いたのだ。
しかも、3度目の三冠王は、王貞治の2度を抜いて日本新記録、さらに大リーグでさえ過去に
例がない大記録となった