>>887 中日・平田が球団初「プロ1号が代打サヨナラ弾」
<中日5−4横浜>3年目の大器がようやく花開いた。同点の9回1死、代打での
プロ初アーチが右中間へのサヨナラ弾。落合監督が「ちょっと格好よすぎるんじゃないの?」
と褒めた球団初の快挙に、平田は何度も両手を突き上げた。
「立浪さんから“代打で走者がいないからホームラン狙え”と言われました。
打った瞬間、手応えあったけど、フェンス直撃やったら怒られるんで全力で走りました。昨年の日本シリーズの決勝犠飛よりうれしかった」
この日は朝5時起き。ウエスタン・ソフトバンク戦に出場して同じナゴヤドームの
右中間へ3ランを叩き込んだ。次打者席の森野から「早く帰りたいやろ。終わらせろ」と
一発指令。眠気もプロ1号で吹っ飛ばした。
大阪桐蔭高校時代、通算70本塁打のスラッガーがやっと一発。高校1年の公式戦初出場の試合、
豊中ローズ球場でサヨナラ弾したのも何かの因縁か。「100打席超えたんでそろそろ」との
思いはあった。落合監督もそんな予感があった。