そこで登場したのはライブドア。あたかも新規参入しようとしていましたが、
実はライブドアはオリックスともつながりのあった企業なのです。
阪神乗っ取り問題で話題になった村上ファンド。その筆頭株主こそオリックスでした。
そして村上ファンドとつるんでいたのはライブドア。
ライブドアが新規参入していたら、村上ファンドを通して、
数年後再びオリックスと合併問題が再燃していたに違いありません。
しかし、楽天というライバルが現れ、そうしたオリックスの暗躍にナベツネが気づいたのか、
楽天擁護の方向へ向かっていきます。そしてナベツネは一場選手への裏金を公表して、この合併問題から撤退。
事実上、宮内の1リーグの夢は潰えました。
その後は、村上ファンドを利用して阪神乗っ取りを計画しましたが、
ナベツネが横槍を入れたおかげでほどなく収拾。挙句、そうした動きを察知されたのか、
ライブドアと村上ファンドもろとも捜査のメスが入り、野球界からも撤退していきました。
そんなオリックスというチームをあくまで金儲けとしか考えず。
近鉄というチームを金の為に利用した男です。
もうオリックスが強くなるしか道は無いのですが、そうした暗躍も災いし、
チーム内でも元オリックス派と元近鉄派と外様派で分裂する始末。
まぁ、この宮内という男。最後の最後で何をしでかすか分かりませんので要注意です。