★長文で好きな球団を語るスレ3★

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661代打名無し@実況は野球ch板で
ちょっとここで一息入れて、これまでやこれからで触れそうにないうつ病に関してのことを
ちょろっと紹介します。いわゆる豆知識と言うものです。

うつ病の概念
何を今更と言った感じですが、最初に躁鬱病と病名を命名したのはクレペリンという人です。
「躁うつ病は感情病、気分障害ともよばれる。感情と欲動の障害を主徴とする
原因不明の精神病躁状態あるいはうつ状態の病相を1回または2回以上繰り返す。」
となってます。

出現頻度
一般人口においての出現頻度は0.36〜0.4%ですが、老人のほうが有病率は高いです。
また、アメリカでは成人の4%にうつ病者がいると推測されており、少なくとも、20%の人に一生のうち
何時か臨床的に明らかなうつ病のエピソードがあるとされています。けっこう多いですね。
ちなみに、精神分裂病と胃潰瘍は1%すなわち100人に一人です。
と言うことはこの二つ(躁うつ病と精神分裂病)はポピュラーな病気と言えますね。
初発年齢は20歳代と40〜50歳代にふたつのピークがあります。

診断基準
1,抑うつ気分 2,興味または喜びの消失 3,体重減少(あるいは体重増加) 4,不眠(あるいは過眠)
5,精神運動制止または焦燥 6,易疲労性 7,無価値観または罪責感 8,思考力減退または決断困難
9,死についての反復思考

これらの症状で1と2を含む5つの症状が同時に2週間存在し病前の機能障害を起こしていること。
また、器質性障害(脳実質に問題がある)や薬物の作用による障害、精神分裂病でないこと。
となっております。