お外では脆弱! 15年ぶりの金沢で原巨人痛恨の逆転負け
横浜 1 0 0 0 0 4 0 4 2 11
巨人 0 4 0 1 0 0 2 0 0 . 7
[勝]石井裕 17試合 1勝
[敗]豊田 32試合 3勝 1敗
本塁打 [ 横浜 ] 内川 1回 8号ソロ、仁志 6回 9号2ラン、内川 6回 9号ソロ
[ 巨人 ] 加藤 4回 1号ソロ
バッテリー [ 横浜 ] 小林、吉見、小山田、牛田、石井裕、寺原 − 相川、武山
[ 巨人 ] 高橋尚、越智、山口、豊田、西村健、東野、栂野 − 加藤
15年ぶりの金沢で惨劇が待っていた。ヘボ投手が次々と炎上。最大4点のリードを逆転されたのは今季2度目。
「六回から10点も取られたらこうなる。(豊田は)彼の役割なんだから、なんとか次にバトンを渡してほしかった」
原は悔しさをあらわにし、早々に会見を打ち切った。両翼91.5メートルと狭い球場で自慢の長距離砲は火を噴かず、
逆に高橋尚と越智が計3本塁打を浴びた。
そして2点リードの八回。7月23日の阪神戦(甲子園)以来2週間ぶりの登板となった豊田が一死しか奪えず、4安打1死球の大荒れ。
決め球のフォークは見切られ、直球を痛打された。球宴休みを利用して長期間体調回復に努めてきたが、試合をぶち壊した。
「単調、単調。投げ急いで、若いヤツみたいに気負ってしまった」と悔やむ豊田に対し、
尾花投手総合コーチは「いいピッチングだったんじゃない?」と痛烈な皮肉を浴びせた。
これでは3位中日と入れ代わるのも時間の問題だ。