★長文で好きな球団を語るスレ2★

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349代打名無し@実況は野球ch板で
山本昌の昨年度までの成績を見ると、初勝利以降20シーズンで10勝以上が9度。
29試合に先発し、19勝した年(94年)もあり、10勝以上したシーズンは平均が13.6勝である。
しかし10勝未満の初勝利からの11シーズンは平均6.5勝で、昨年までの実働22年の年平均は8.8勝にとどまる。
現役最多222勝の工藤は、26シーズンで10勝以上したシーズンの平均が12勝(13度)。
しかし残りの13シーズンでは平均5.1勝、年平均は8.5勝とやはり10勝には届かない。

現役3位(2位は山本昌)の通算155勝(8月4日時点)を挙げている西口文也(埼玉西武)も、
13シーズン中9度が10勝以上、全体で平均11.6勝。
これは優秀な成績といえるが、残りの4シーズンは平均6.5勝となっている。
つまり、長年勝ち星を積み上げる息の長い投手は、故障などが原因で5、6勝程度に沈むこともあり、
通算で年平均10勝前後となるケースが多いのだ。
 
このことから、200勝を考えるにも、昔の20勝10年から10勝20年のに時代が変わったと言える。
大台到達には、山本昌や工藤のような長期間の活躍が求められるのだ。

山本昌は、典型的な“10勝20年時代”の200勝投手なのである。