中日の山本昌投手(42)=本名山本昌広=が4日、ナゴヤドームで行われた巨人16回戦で今季7勝目を挙げ、
42歳11カ月の史上最年長で史上24人目の通算200勝を達成した。
200勝達成は2004年8月17日の工藤公康投手(当時巨人)以来で、山本昌投手は、41歳3カ月で到達した工藤投手を上回った。
山本昌投手は1回に1点を失ったが、2回以降は立ち直り、若林忠志投手(毎日)の持つ史上最年長完投記録
42歳8カ月を更新する完投で区切りの勝利を飾った。
試合は中日が5−1で勝利。
初勝利は1988年8月30日の広島戦で記録。
山本昌投手は昭和以降の生まれで2000安打、200勝などが入会条件の「名球会」入りを果たした。
山本昌投手は神奈川・日大藤沢高から84年にドラフト5位で中日入団。
88年の米国留学でスクリューボールを習得したのを転機に、3度の最多勝などのタイトルを獲得。
06年には史上最年長で無安打無得点試合を達成した。