中日のドアラはｷﾓｶﾜｲｲ　44体目

「あなたがもし今イベントに行ったら、そこではファンが群れを成して"ドアラ、ドアラ！"と叫んでいるでしょう」と石黒氏は言う。
「僕たちは彼の本のために東京でサイン会をやりましたが、
何人かの人は徹夜をしながら野外でただ整理券を手に入れるためだけに待っていました。これはちょっとすごすぎます」
オーストラリアの有袋類は変わった方法で日本での人気を上昇させた。
宅配業者の(日本)国内最大手の一つでは、会社のロゴにカンガルーを使っている。
最近のテレビCMでは、車の保険にアニメ化された躍るコアラ
―トレードマークである黒い鼻が実は携帯電話であると明らかにした―が使われている。
同時に、国中のコンビニではチョコレートの入ったコアラのビスケットがポピュラーなお菓子である。
中日ドラゴンズにおいて、ドアラの人気は衰える気配を見せず、
チームはドアラの成功が新たなファン層の開拓に役立ってくれるのではないかと期待している。
「DVDを作りたいんです」と石黒氏は言う。
「ファンはテレビでほかのコメディアンや有名人のようにはドアラを見る事ができません。
だから僕たちは本物のドアラをテレビで見せたい」
そして、青い耳のマスコットは彼の本来の生息地への巡礼を遂げるだろう。
「彼は本当にオーストラリアに行って、他のコアラに会いたがってます」と石黒氏。