「ある監督経験者が言っていたが“オリックスとはかかわりを持ちたくない。
フロントは数多くの監督候補の中から や ら し て や る という態度。
そしてあっさり使い捨てる。 あれじゃだれでも腰が引ける”とね」(先の球界関係者)
日本人では監督のなり手がいないと言わんばかり。
そんな事情も球団を外国人監督探しへ向かわせた理由のひとつだろうが、
球界の潮流に乗ったという関係者も多い。
「ロッテのバレンタイン、そして今年の日本ハム・ヒルマンと外国人監督が成功を収めている。
オリックスはドジャースと業務提携をしているし、そのルートで外国人監督を探してきたんでしょう。
外国人なら誰でも成功すると思うのはあまりにも安直だが、藁(わら)にもすがる思いなんでしょうか」
毎年のように監督問題に翻弄されるナインもウンザリしている。
「フロントの自己満足で方針が毎年変わるようなチームが強くなるわけがない」(主力選手の1人)
さて、毎度おなじみのドタバタ劇の行く先は−。(夕刊フジ編集委員・高塚広司)
ZAKZAK 2006/10/04