森岡キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!7

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362代打名無し@実況は実況板で
ありがとう。テキスト化しました。


夢を追いかけて 沖縄編 「森岡1軍へこぶし一つ分の挑戦」

 新しい自分をアピールする場だった。19日の横浜との練習試合で、森岡良介内野手(23)
は、バットのグリップからこぶし一つ分を空けて握り、打席に入った。短く持って振る。
今年から取り組んでいる新しい打撃スタイルだ。第1打席は詰まりながらも中堅左への安
打。第2打席以降は凡退したが、前向きに結果をとらえた。
 「ぼくは振りが大きいんで短く持つことにしました。試合になると、タイミングの取り
方が違ってきますね。でも、ボールを長く見られたなと思います。これでやっていこうと
いうのが分かってきました」
 きっかけは1月のグアム自主トレだった。同行した井上、井端からアドバイスを受けた。
 「大きいのを狙わずに、ゴロの打球を打つようにした方がいい。コンパクトに振れば、
バッティングが良くなると言われました」
 昨年のウエスタン・リーグで最高出塁率のタイトルを獲得し、ファームのチーム3冠王
にもなった。だが、1軍では11回打席に入り、プロ初の本塁打が唯一の安打だった。「2
軍で打てても、1軍になると全然打てない」。2軍では感じない1軍という名の壁。それ
は井上、井端が指摘した、バットの大きな振りに理由があった。キャンプではアドバイス
通りに練習に取り組んでいる。
 キャンプに入って、がっかりすることがあった。ドラフト同期で大親友の長峰が13日に
右肩を負傷し、検査と治療のため、名古屋へ帰った。
 「あいつも1軍で頑張ってたみたいですし。キャンプ前に一緒に頑張ろうと言ってたん
です。一番仲がいいやつなんで」
 長峰の無念さを思うと、直接話す気になれず、今も電話をかけていない。「あせらない
でほしい。自分も1軍へ上がれるように頑張る」。そのメッセージは、短く持ったバット
に込める。本塁打を捨て、安打を狙う。6年目、1軍で活躍するために、何をすればいい
のか。迷いはもうない。