【東北楽天】杜の都のイーグルスvol.540【狗鷲軍団】

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887今朝のニッカンより
■データでみる07年ペナント、楽天編
ルーキー田中が新人王に選ばれた。驚かされたのがその奪三振数。2リーグ制後の高卒新人では
62年尾崎(東映)に並び歴代4位タイの196三振をマーク。2ケタ奪三振も5度記録し、こちらは67年
江夏(阪神)の7度に次ぐ2位タイ。奪三振率は両リーグトップの9.47。59年大石(広島)が173イニングで
奪三振率9.52を記録しているが当時の規定投球回は183回。規定投球回数に到達した高卒新人で
奪三振率が9.00を超えたのは田中が初めてだ。底力を見せたのが満塁での場面。今季は満塁で
17人と対戦し7三振を奪い、安打は単打2つだけだ。高卒ルーキーに対し、相手は足でゆさぶりを
かけてきた。田中が許した盗塁は両リーグ最多の28盗塁。90年以降、28盗塁以上された投手は
野茂、伊良部と田中しかいない。クイックやけん制が課題となるが、野茂、伊良部のように盗塁なども
おかまいなしの豪快な投球も楽しみだ。