福留離日…監督批判止まらず「あと1つタイトル獲れた」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/urawa_reds/?1198047117 中日を退団、カブス(アメリカ)に移籍するRF福留孝介(30)が18日、シカゴへ出国した。
04年から就任した落合博満監督(54)との確執から本領を発揮できなかった主砲。
獲得タイトルが日本一、アジアチャンピオンのみに終わったことに「違う監督ならあと1つタイトルが獲れた」と、涙ながらに訴えた。
大きな背中には怒りを通り越して悲しみすら漂っていた。多くの観光客であふれかえる成田空港出発ゲート前。
福留は静かな口調で胸の思いを語り始めた。
「われわれのよさは攻撃なのに、今年は消極的だった。楽しくないし、見ていてもつまらない。
ホームで点も取れなければ勝てなかった。本来ならあと1つタイトルが獲れた。
(来季は)選手はしっかり集中してゼロからのスタートという気持ちでやってほしい」
と目を潤ませながら話す言葉の端々に、中日への愛があふれていた。
今季、就任した落合監督とは起用法をめぐっての確執が表面化。
「星野さん(星野仙一前々監督)とは友達みたいな関係だった。選手と話をするし、
選手も監督が好きだから監督のためにもっと頑張ろうという気持ちになる」と、
昨季との精神面の違いを強調。残留を希望したワシントンだったが、
指揮官の続投が決まったことで移籍を決意。この日、前日帰国したDFネネとともに退団が正式に発表された。