ガッツナイタープラス 東海ラジオ
日本代表スコアラー(東海ラジオ解説者)福田功 -=北山アナ
-素晴らしい戦いだった、日本も盛り上がった。
「選手の必死の姿が素晴らしかった。本来なら圧倒的な力を見せつけ
なければいけなかったんだけど、よかった」
-韓国戦勝利 ダルじゃなくなぜ成瀬?
「(韓国戦勝利は)成瀬の好投が第一に上げられる。先発決定は監督の決断。
ダルビッシュの調子が良くなかったのが最大の原因」
-韓国のオーダー変更
「騒動から早く立ち直って、すぐに相手の投手、打者を見つめてくれた」
-台湾戦 サブロースクイズ効いた
「効きましたね。想像してましせんでした。まさかと思ったがコージさん
のサインわかってましたから『出たぞー』と。それからの時間が長いこと
(長く感じた)」
-選手もベンチも福田さんも悟られないように?w
「我々はスタンドにいたんですけど、本当によく決めてくれたなと
素晴らしい作戦だったですよ」
-また宮本選手の走塁もよかった
「ここぞという時に取っておいた代走。素晴らしかった」
-ドラ時代の星野監督と変ったところ
「より一層、人の使い方がうまくなってます。昔はイケイケ、ビジビジ
だったが、今は柔らかいソフトムードで包み込むようにしながら、若い
選手とベテラン選手の使い分け、ハートのつかみかた上手かったです」
-エピソードは?
「外れていく選手は監督自ら部屋に行って説明しますし、先発投手全員を
呼んで『お前はこういう役目で3試合行くんだ』ときちんと説明したこと。
一番嬉しかったのは胴上げで誰一人TV目線がいなかったことです。
監督に集中したすばらしい胴上げだった。原点を見たような感じ」
-スコアラーが素晴らしいと星野監督が言ってた。
「今度は守備範囲が広くなるので、アメリカ、キューバできるだけ
の情報を集めて来なきゃいけませんからね」
-監督になんか言われた?スコアラーは?
「全くない。とにかく好きなようにやってくれと。スコアラーは
(福田さんと)三宅さんとリン(林)くんですね」
-もう年末、予選突破でいい初夢見られそう
「金色の夢がね。実現すればいい。険しいですが、チャンスも十分ある」
-8月メンバー選考も難しい
「選び方も変る。試合の期間が長い、先発投手数多く、スタミナがある人
長打力ある選手を入れておかないと」
-ドラからどんどん持っていってくださいw
「でもね、(NPB)後半戦面白くなる。首位を走ってるチームから
結構たくさん持っていきますからね(五輪期間中に首位と下位が詰まる?)
一気に詰まると思います」
-矢野が凄くグランドだけじゃなくベンチで働いたと聞いたが
「内野手は宮本が主将で内野守備コーチも兼ねてやってくれました。
矢野は一番ベテランで捕手陣のまとめ役、プルペン捕手とブルペンコーチの役
監督コーチの意見を伝える伝令、選手不安になるのでセコンド役も含め
凄い活躍でした」
-矢野ブルペンでの実際の仕事
「実際に受けてアドバイスをしていつ行くのか、調子を上げて送り出さなきゃ
いけないから。私の二軍監督時代の新人で非常に協力的。ミーティングを
捕手だけで4時間やった、一所懸命引っ張った」
-捕手のミーティング具体的に
「シーズン中は分かってる相手のもの、イメージはできてる。国際試合では
名前も形も知らない。戦略としては映像を駆使。早めにDVDを渡して選手達に
イメージ作ってもらう、この作業が長い時間が掛かった」
-4時間は長い、映像は1時間くらいで終るが?
「捕手の質問が多い。例えば初球見逃し多いぞというとどんな見逃し方
するのかどのコースをどんな見逃しするのかデータが欲しい。映像を全部見せる。
こんどは積極にきた時には、逆に追い込んだら打撃をするのか。
それをひとりづつやってると4時間になる」
-里崎、阿部は打てる捕手
「里崎に聞くと自分が捕手で里崎という打者を立たせてどう抑えるか研究する。
ずっと1時間2時間自分のビデオ見てるとゲームになるとその通りで攻めてくる。
ヤマが張れるようになる。その話を聞くと阿部もまた自分のデータを引っ張り
出して2時間ぐらい見てましたね」