>>113-115の続き
(JFKの来季について聞いた開発博明局次長に岡田彰布監督は「何をいまさら」という表情)
「俺は久保田先発なんて一言も言うてないやんか。そんなん・・・。」
−『阪神はJFKがいるから』と言う人がいるが最初からそこらへんにいたわけじゃない。監督が作ったわけやから。
「3人も(抑えを)作るところなんてそれまでなかったやんか。セットアッパーとクローザーの2人やんか、どのチー
ムにしたって。」
−ただその3人が来年もどうなるかというのは皆が注目している。
「いやいや単発で1年1年やっている者には分からんやろうけど、俺がサードコーチのときやで、久保田が先発で肘を
痛めてしもうたんは。そういう流れがあるやん。今から先発転向とかそんなんやないんや。球児にしてもそう。俺が2
軍監督の時から先発でずっと見てるやんか。それで短いイニングならいける、速い球で勝負できると。単発でJFKを
作ったんとちゃう。久保田にしても球数はなげられるけど今の球種ではどうかなと。」
「何のシナリオもなしにパッと当てはまったJFKじゃないから。2004年の8月に試しているわけやからな。アテ
ネ五輪で安藤とジェフが抜けた時に球児、久保田で。その時に’JFK’というものを見据えていたんやから。2年前
の優勝時にパッとやったんやない。いろんなことを長いスパンで見てないとできない、ということやんか。」
−先発が薄いから彼らを前にという考え方はないと。
「やっと形ができたんやからな。」
−今の形を進めることはあっても後ろに戻ることはない。
「2004年の時は、8回球児、9回久保田の形にしていた。そういうことやんか。今ある形は、そこから始まってい
るということよ。」
−となると先発は補強するしかない。
続く