>>458 金子誠なんて大したことはない。
硬式野球の強豪校でありながら、私立進学校としても有名な常総学院に一般入試で入り、
野球部に入部するも監督からは何度も学業に専念するように勧められるが、
それを頑なに拒み野球を続け、
努力が実り三年生の時には3番・遊撃手として甲子園にも出場し、
日本ハムファイターズにドラフト3位で入団した後はプロ3年目にして早くも頭角を現し、
二塁手のレギュラーとして打率.261、38犠打の成績を残し新人王を獲得し、
以後安定した守備と嫌らしい打撃で毎年のようにレギュラーを守り、
2004年にはアテネオリンピック野球日本代表にも選ばれ、
2006年からは選手会長に就任し、チームの日本一に多大な貢献をし、
田中幸雄の2000本安打達成時にはサプライズを用意するために裏方として奔走し、
浅葱色のリストバンドはすっかり定着し、スタンドには「誠」の旗が踊り、
チャンスで打席が回れば、ファンは口々に「金子か…」「金子には期待しない」「トイレタイムだな」
などと言いながら心の中では「何かしてくれるのではないか」と期待し、
あの松坂さえも苦しめる打撃は打率のリック(楽天)、打点のマック(金子誠の愛称)として名を馳せ、
遊撃守備はパリーグ随一で、ゴールデングラブ賞を2回獲得し、
妻は元テレビ朝日スポーツ記者でニュースステーションでキャスターを務めた白木清かで、
FA権を取得しても行使せず残留し、将来はファイターズの幹部候補として期待されている。
そんなドコにでもいる食料タンク、それが金子誠。