【相川サンの】寺原隼人応援スレpart5【おかげです】

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891代打名無し@自治スレにて板分割動議中
期待の右腕に光明
 笑顔はいつ以来だろうか。「中継ぎに抑えてもらった。感謝です」。七回二死満塁で後を託したものの、寺原が5安打1失点の好投。7月16日の広島戦以来となる後半戦初白星を飾った。

 初回に最速154キロを記録し、ラミレスを151キロで空を切らせる三者連続三振の上々な滑り出し。ほれぼれする球だったが、この日の真価はむしろ、緩急にあった。

 四回の投球で一転。そのラミレスと続くガイエルをカーブで見逃しに。速球に構える打者は緩い球に拍子抜け。タイミングを合わせなかった。「僕の投球にはカーブは不可欠。低めに投げられればいい」と胸を張る。

 この球種がチームに好影響を与えている。「寺原のカーブを見てリードが変わった」と秋元バッテリーコーチ。投手陣は今季スローボールを多投する。

 だからなのか、勝てない時期、寺原は多くの助言をもらった。工藤は下半身を使うことを勧めたし、前回球を受けた鶴岡は投球の「間」を考えるように言った。誰もがこの右腕の未来を信じてやまない。大矢監督は「勝ってほしい投手」とも。

 自己最多の8勝も通過点。「これからは勝ちが大事になる」。3位に浮上、再び熱くなってきた戦いに向けて自覚ありと見た。