西武は強いのになぜ人気がないのか Part12

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19代打名無し@実況は実況板で
西武ライオンズ営業担当 本村 剛さん
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地域性重視1年「おらが町」球団目指す

再編問題や、史上初の選手会によるストなど揺れるプロ野球。
その中で西武ライオンズは「地域の密着性強化」を目的に、今季から2軍戦
を上尾、飯能、本庄の3市で計18試合行った。県に本拠地を置いて25年目
の戦略転換。理由を、球団運営部営業担当の本村剛さん(35)に聞いた。
(聞き手・福角元伸)

■地元に冷めた声

−−地域密着を目指す具体的な動きをみせた理由は何ですか。

「昨年、阪神さんが優勝の決まる試合を埼玉スタジアムの大型スクリーンで
観戦させるパブリックビューイング(PV)を開催しました。西武側が野球
協約で定められている保護地域(本拠地を置く都道府県)を理由に、
『さいたまはライオンズのフランチャイズ』と異議を唱え、厳しい反響が
ありました。さいたま市では誰も認めていない、とか、本拠は所沢市でしょ、などの声が多かった。
地域のファンを見直さなければ、というきっかけになりました」

「競技は違いますが、サッカーの浦和レッズさんと比較すると、
ファンの浸透が遅れているのは理解しています。昨年まで西武は
ドームを含め球場が3面あるなど、恵まれた環境でした。積極的に
外へ出る必要もなかった。でも、もうそういう時代ではないですね」