1:すてきな夜空φ ★ :2007/01/18(木) 06:05:59 ID:???0 [sage]
オリックスは17日、中村紀洋内野手(33)を自由契約とする手続きを取った。今後、自力で移籍先を
探す中村に対して、ロッテの瀬戸山隆三球団社長(53)が千葉市美浜区の球団事務所でノリ獲得の
可能性について言及。韓国、台湾など海外へ活路を求める場合、さらに年俸にこだわらない場合は
獲得を検討することを示唆したもので、厳しい条件付きながら“救いの手”を差し伸べた。
迷えるホームランバッターへ、幕張から“助け舟”が出た。ズレータ獲得で今季の打線補強は
終了していることを前置きした上で、瀬戸山球団社長がノリ獲得の可能性を口にした。
「基本的に(獲得は)ないけれど、状況が変わればね。彼が台湾、韓国へ行くということになれば
考えます。最後の最後に彼が本当に困って、お金の問題じゃない、野球がやりたいんだということに
なれば、何かするかもしれない」。外国人枠が1球団2人の韓国は、すでに全8球団の枠が
埋まっている状態だが、他球団が軒並み獲得の意思がないことを表明する中、条件付きながら
初めてロッテが手を挙げた。
00年本塁打王、00、01年打点王の実績に敬意を表した格好だが、瀬戸山社長が提示した条件も
容易ではない。中村の本職である三塁は、猫の目打線のロッテでも昨季125試合出場の今江が
固定されている。同社長は「変な言い方かもしれないが、選手のストックで。外野をやってもらうかも
しれないし」と主力としての獲得ではないことを示唆した。
年俸面も現実は厳しい。16日に中日・落合監督は「(最低保障の)440万円でも手を出さない」と
話したが「500万円ってことはない。それはノリに失礼やろ。お金じゃない、1000万円でもいいと
いうことなら考える」と、獲得する場合は1軍最低保障の年俸1500万円前後を基準とする方針を示した。
球団側はオリックスからトレードを打診された時点で、米国へ帰国中のバレンタイン監督へ報告したが、
色よい返事はなかったという。瀬戸山社長が出した“助け舟”も最終手段の救命ボート級だが、
荒波にもまれる中村にとっては光明となるかもしれない。
ソースは
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/01/18/01.html