そらそうよ

４月３日

　(羽田空港出発ロビーで)
　―開幕勝利から一夜明けた。
　「おう、よう寝れたわ。ようやく開幕できたなあ」
　―２日の巨人対横浜戦は荒れていたが。
　「荒れとったなあ。(佐伯の)隠し球とかもあったなあ。(隠し球でアウトになった)李がホームランを打っとったな。(自分なら)佐久本をはさむところかなあと思ったけど、なんで(横浜は)初戦で李に(本塁打を)打たれた加藤をいかしたんやろな。
打たれたあとやからなあ…。抑えとったらええけど。１点差やったからな」
　―４日からは広島との３連戦が始まる。
　「シーツがこれから打つで」
　―広島はブラウン監督が就任してから、投手交代が早い。
　「すぐに代えるな。(開幕投手の黒田も)抑えてても六回で代えとったな。１４０球投げて完投しとったやつやからなあ。あれやったら２００イニング(投球回)はいくけど(降板後に展開が変わることを考えれば)10勝はいかんのとちゃうか。
中継ぎ投手も大変やろ。横山とか永川なんかはしんどいで。勝ってたらええけど、負けがこんできたらしんどいで」
　―先発が早く降板するということは先手が大事になってくる。
　「そらそうやな」
　(広島市民球場での練習を終え)
　―下柳は５００試合登板まで１試合に迫っている。
　「記念の登板のときは広島戦ばっかりらしいなあ」