「松井さんの事があるにせよ、一度断った僕にもう一度声をかけて頂いたのは有難い事です。
そこまで王さんに必要としてもらったのは、自分でも誇りだしそれだけ認めて貰えたってこと
かなと思います」2度目の要請で王ジ(ry入りを受諾した福留の理由はそういう事らしい。
が、実際は松井が日本代表に入れば、控えに回されかねないため、プライドが許さず、一度は出場辞退。
欠場が決定してレギュラー頭角になり今度はOKというのが、福留の本音だろう。それだけに王監督は
頭を下げてまで福留を代表入りさせる必要はなかった。
巨人時代、HR王、打点王3回、首位打者1回の実績を残し、天下のNYYでも4番を経験している松井と、
首位打者1回だけの福留など比較しようがない。松井の代役になるわけがないだろう。プライドと
年俸ばかり高くて、それに見合う働きの出来ない日本球界のローカル・スター選手の代表的な例が福留だ。
そんな選手を王ジ(ryに入れても仕方がない。「やる気のある選手を最優先させる」という基本方針で
昨年の日本一のロッテから8人も選んだ意味がなくなってしまう。
そもそも今回の王ジ(ryは発表された30選手の他に本人たちが了承済みの未公開のサブメンバーがいる。
突発的な病気やケガでのリタイヤがあった場合、3/2までメンバー交代できるからだ。王監督の名前で「故障者が
出たケースにはよろしくお願いします」といった文書がサブの選手宛にも出されている。福留は端から辞退
していたのだからサブメンバーにも入っていなかったはず。それを選ぶのもおかしな話だ。
王ジ(ryの選考を変な秘密主義でやったために色々問題点が噴出したといえる。昨年12/9に松井を除く
29人を発表したが、最初にサブを含んだ一時登録60人を明らかにしたらよかった。同時に出場辞退選手と
理由も公表する。その上で改めて最終登録の30人を正式発表する。そうすればファンにとってもすっきり
した形になっただろう。アテネ五輪の長嶋ジ(ryと同じ方式だ。
「勝手に第一次選考して勝手に最終選考で落とすのは、選手に失礼では」という反対の筋論が長嶋ジ(ry
の際にあったが、それを封印したのが参考意見を聞かれた他ならぬ王監督。「プロの選手同士だから
互いの力量は解っているはず。誰が最後に残るか、異論は出ないだろう。問題ない」と言(ry。
今回も王監督の持論どおりやるべきだった。