【追悼】仰木彬さんありがとう!6【NL・Bu・BW・Bs】

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497代打名無し@実況は実況板で
>>491

今日俺も行ってきたよ。
スカイマークには1時前に着いたけど既に長蛇の列。
先に記帳場に行って記帳をする。だけど記帳はメモ帳みたいな紙で拍子抜け。やっぱ記帳は去年しときたかったなぁって感じ。

列に並ぶと丁度スタートしたとこ。列は濃い野球ファンは以外と少なく年配の人がけっこう多い。家族連れや球場では普通見ない
美人とかもういて、どうやら地元の人とか阪神・淡路大震災に会った人達もいたのかなって感じ。あと岡本太郎のツノのマークの
近鉄野球帽をかぶってた人がけっこういた。オリックス主導で行われたお別れの会に対する反発も混じっての自己主張なんだろうね。
帽子といえば現オリックスのBsマークの帽子の人はごくわずか。旧ブルーウェーブのBwマークの帽子の人が多かったのが、ます
ます今の合併球団現オリックスがまだまだ愛されていないのかなぁって思った。

列の途中で球団が用意したリーフをもらう。「故 仰木彬 お別れの会 オリックス野球クラブ株式会社」という白地の地味なもので、
葬式の時に配られる故人の紹介を白地にしたものを想像してもらえれば。宮内オーナーの名前で挨拶文が書かれていたが、旧近鉄
の時代記載はごくわずか。ほとんどは旧ブルーウェーブ時代と現オリックスの内容。旧近鉄時代のファンは内心複雑だったろうな。

球場添いに列は続く。壁には多くの写真パネルが。現役時代→旧近鉄時代→旧ブルーウェーブ時代→現オリックスの4コーナー。
旧近鉄時代→旧ブルーウェーブ時代の写真は涙物。両チームで優勝して、両チームで名選手を育てた仰木さんの偉大さが改めて
感じられた。あえて涙物って書いたのは、現オリックスが経営上の都合でできたのと違って、旧近鉄と旧ブルーウェーブは純粋に
選手も首脳陣もスタッフも野球に専念できて、特に優勝の瞬間はチーム一丸となっていた様子が写真に現れていたから。みんな
本当に活き活きと写っていた。現オリックスコーナーの仰木さんの写真は年齢もあるけど、相当体調が悪かったんだろうなって今に
なって思えるような動きの少ない写真が多かった。


498代打名無し@実況は実況板で:2006/01/21(土) 21:19:46 ID:TbXeSstb0
(´-`).。o0(一番のアピールは改行ですか)
499代打名無し@実況は実況板で:2006/01/21(土) 21:33:23 ID:7uoBDKXS0
いよいよ献花場のある球場内で。献花場では献花でどうしても時間がかかるので入り口で入場制限。相当長く待たされたが
誰も文句一つ言わない。みんな今日の意味する所をわかっているいい参列者だ。

自分の番が来て球場内へ。内野2階席からグラウンドに下りていく。外野ビジョンには仰木さんの名場面が静止画と動画を
組み合わせてスライドショーで切り替わっていく。旧ブルーウェーブ時代の画像は写真パネル以上に活き活きとしてて胸に
迫ってくるものが。グラウンドに下りるとベンチには仰木さんが実際に着ていたユニフォームが置かれていた。グラウンドから
見渡したスカイマークスタジアムは実にいい球場だと改めて思う。甲子園球場も素晴らしい球場だが、機能面や野球を「魅せる」
という要素が加わっている分スカイマークスタジアムに軍配があがる。こんないい球場なのに閑古鳥が鳴いている日がほとんど
なのが実に残念だ。それと、スカイマークスタジアムと甲子園球場を見てしまうと、いかに大阪ドームが見劣りするかが際立って
しまうような気がする。ちなみに俺は3球場ともグラウンドに下りて見ている。ただ単にドーム球場か否かという問題ではないだろう。

献花台はバッターボックスとマウンドの間に設置。献花台の前で予め球団が用意していた白い花を1本受け取って献花台に供える。
「野球界のために頑張ってくださって、今まで本当にありがとうございました。」と心の中で唱えて手を合わせた。当日は供花は辞退
となってたけど、自分で花を持ってきた人も何人か見かけた。

献花が終わったら係員に誘導されて3塁側の動線に従ってスタンド通路を上って出口へ。途中で3塁側のフィールドシートに座って
スカイマークスタジアムと全体の様子を少し眺めてみた。献花の列は延々と続いていて、仰木さんの人気のほどがうかがえる。
スカイマークスタジアムは素晴らしい球場だと改めて感じさせられた。

出口から地下鉄の駅へ戻る。球場の外にはまだ列が続いていた。
寒かったが雪も雨も降らなかったので救われた。
500代打名無し@実況は実況板で:2006/01/21(土) 21:37:35 ID:Jg/awNZp0
イチローは薄情だな
501代打名無し@実況は実況板で:2006/01/21(土) 21:43:14 ID:7uoBDKXS0
お別れの会は素晴らしかった。球団の方、当日の係の方、取材陣、参列者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。

最後に愚痴になるが、どうしても言わずにいられないんで。

列に並んでいた俺の前に2組の親子がいた。どっちの親子連れも男の子は野球帽をかぶっていて、帽子には選手の缶バッヂや
試合の時のファンサービスに配られるバッチがたくさん付けられていた。しょっちゅう試合を見ている本物のファンだ。
その野球帽のマークは、どっちもBw。

経営上の都合でできたファンにあまり愛されていない合併球団で最期を迎えるんじゃなくて
純粋に勝利と夢を目指して走っていた、そしてファンに心から愛されていた
近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの2つのチームの名将のまま、最期を迎えて欲しかった・・・