>>183 遅くなりましたがレスどうも。
>現状では仮説であってコンセンサスは得られてない。
あ、そうだったんですか、てっきり強い説得力を持って断定されてるのかと思いまして…
興味があったので、試料検定のプリントがあったのを思い出して
探してちょっとやってみました。
通算打率.300(500打数)、得点圏打率.330(100打数)の選手を
「非得点圏より得点圏の方が強い」と言えるかどうかをカイ2乗検定してみたところ、
危険率46.4%で仮設は棄却されました(→つまり「得点圏で強い」とは言えない)
しかしこれを7年連続で残したと仮定して、
7年通算打率.300(3500打数)、得点圏打率.330(700打数)で検定すると、
危険率は5.3%まで下がり、ある程度の信頼を持って仮設を肯定できそうでした。
一年当たりの検定で仮設を成り立たせる為には、通算.300に対し
得点圏打率.380(100打数)ほど打てば危険率が5%程度になるようでした。
試しに、今年の実績から極端な例としてT・今岡の場合、
(通算:559打数156安打(打率.279)、得点圏:170打数63安打(打率.371))
危険率0.14%でほぼ、仮設「得点圏で強い」を証明できそうでした。
…適当に読み流しながら簡単に式を当てはめただけなので
そもそも検定の仕方が合ってるのかどうか分かりませんが…
お目汚しスマソ
>>196 一般に、無走者よりも走者がいる状況のほうが打率が高い、ってのが抜けてる。
全体で2分ぐらいだっけ?高くなるよ。
上の方で意味がないって言ってるのは、まさに
「一般に走者がいるほうが打率が高い」というのが間違ってるって意味じゃないかな
MLBのデータだと全ての打者で比べてみると走者ありと走者なしでは打率は変わらないらしい
これと勝負強い打者がいるかどうかはまた別の話。
一人一人がどうか、というのは個人の話になるから統計的な検定という問題じゃない
つまり、走者ありで打率が高い人も、走者ありで打率が低い人もいるってことだと思う
蛇足。
MLBでは変わらないってのは本で読んだ
日本でもやってみようと思ったけど、規定打席到達者のデータしかなくて
それだけだと得点圏>全打率になった
別に根拠はないけど、規定打席未到達の打者の成績まで入れたら
多分得点圏と非得点圏の差はなくなるんじゃないかな
>>198 打順の組み方が適切なら、好打者のほうが得点圏での打席が多くなるはずだから、
そのせいで全体としての得点圏打率が押し上げられてるってことはないかな。
全体で得点圏打率のほうが高くなっても、個々の打者で同じことが言えるとは限らない
気がする。
まあ「打順の組み方が適切なら」ってのは我ながら怪しい前提だけど。
>>200 俺が色んなスレに投下しまくったのと非常に良く似た数字の羅列がある気がする。
気のせいか
202 :
過去スレより:2005/11/10(木) 20:33:26 ID:+/NA9Z0z0
415 代打名無し@実況は実況板で sage 04/11/30 21:04:23 ID:8Dg3WGnY
得点圏打率を高めてるであろう要因で間違いないのは
無死or一死で3塁に走者を置いた場合だろうな。
前進守備のリスクは1塁に走者が居る場合の守備体型より大きいし
一定の外野フライが打数にカウントされないからな。
417 代打名無し@実況は実況板で 04/12/01 00:11:07 ID:VzsdTWSO
>>415を裏付けるデータ
AL全体で
0or1OUT RISP .2912
2OUT RISP .2514
Total RISP .2723
3塁に走者を置いた時だけに限定すればより顕著になると思われ。
418 代打名無し@実況は実況板で sage 04/12/01 07:39:46 ID:tLTPT5qj
今年のALの全選手の打撃成績の集計見ると
ランナー無しが.2649
ランナー1塁が.2813
ランナー得点圏が.2723
ALってアメリカンリーグ?
204 :
過去スレより:2005/11/10(木) 20:37:45 ID:+/NA9Z0z0
896 828 sage New! 04/03/22 21:48 ID:qxTKMDvN
横レスで申し訳ないが、状況(走者・アウトカウント)が打撃に与える影響の例を一つ。
03年AL全体のデータですが、アウトカウント別得点圏打撃成績です。
0or1死得点圏 打率.2955 長打率.4619
2死得点圏 打率.2497 長打率.3923
日付見てもらえば分かると思うが、
>>202は04年のデータで、↑は03年のデータ
>>203 そうです。
> 一定の外野フライが打数にカウントされないからな。
この部分の話は単純で
得点圏打率、得点圏長打率を算出するときに
犠飛を便宜上、打数に加えて計算してみれば良い
というわけでデータ集めやすかったMLBの平均で
走者無し
AVG.258 OBP.318 SLG.412
得点圏
AVG..267 OBP.294 SLG.420
得点圏・分母に犠飛足しver
AVG.258 SLG.407
うーん、見事
見事に同じだなw
検証乙です。どうもありがとう
書き忘れた。
>>205のは今季のMLBレギュラーシーズン総数で、
走者無し打数は94735、得点圏打数は41412
しかし”得点圏”って括りはどうも好きになれないのね
>>205 それに似た検証も一年半前に出てる。切り口は違うけどね。
901 896 sage New! 04/03/23 20:47 ID:FniFFyP1
>>898>>900 犠飛の影響を除いてみました。打率=安打/(打数+犠飛)、長打率=塁打/(打数+犠飛)
0or1死得点圏 打率.2769 長打率.4328
2死得点圏 打率.2497 長打率.3923
MLBでは2死得点圏の成績がクローズアップされることがよくあるけど、
より純粋な勝負強さが試されてる場面と言えるのかな。
AL平均打率.2673 長打率.4276
と比較しても、2死得点圏で打つことは単純に難しいわけだからね。
> MLBでは2死得点圏の成績がクローズアップされることがよくあるけど、
> より純粋な勝負強さが試されてる場面と言えるのかな。
だからSplitsに Scoring Posn, 2 out なんてのが独立してあるのね。納得
>>204と
>>208を今年のデータでやってみた。(同じくAL全体が対象)
0or1死得点圏 打率.293 出塁率.351 長打率.457
2死得点圏 打率.250 出塁率.344 長打率.402
犠飛の影響を除くと
0or1死得点圏 打率.275 出塁率.351 長打率.430
2死得点圏 打率.250 出塁率.344 長打率.402
結果はほぼ同じ。
2死得点圏が打者にとって厳しいシチュエーションなのはガチみたいだね。
211 :
代打名無し@実況は実況板で:2005/11/10(木) 22:14:46 ID:Vj3r1zy10
212 :
代打名無し@実況は実況板で:2005/11/10(木) 22:22:03 ID:Vj3r1zy10
2004年MLB
無死or1死、三塁に走者有り 打点率ランキング(機会50以上の打者限定)
Opp Runs Pct
Crede Joe 57 41 72%
Lawton Matt 56 40 71%
Cruz Deivi 54 36 67%
Cabrera Orlando 71 47 66%
Tejada Miguel 115 76 66%
Matsui Hideki 93 61 66%
Anderson Garret 71 46 65%
Anderson Marlon 51 33 65%
Cintron Alex 51 33 65%
Renteria Edgar 97 62 64%
Casey Sean 72 46 64%
Damon Johnny 72 46 64%
Sheffield Gary 119 76 64%
Millar Kevin 70 44 63%
Stewart Shannon 59 37 63%
Loretta Mark 67 42 63%
Conine Jeff 75 47 63%
Baldelli Rocco 83 52 63%
Ramirez Aramis 72 45 63%
>>200 ちょw思い切りパクられてるwww
いや、引用して貰えるのは嬉しいんだけど
まるで自分が苦労して調べあげたような言い様は・・・
まあ、このスレを見て「調べた」と言われればそれまでだがw
パクリじゃなくてインスパイアと家。
つか中途半端にデータ提示しておきながら戦犯探しとかくだらないことをやっているのに腹が立つ
>>200.
しなねえかな。
つうか佐藤江梨子のファンか。
だったら馬鹿に決まってんだから怒ることもなかった。
>>205-207 05年日本プロ野球規定到達打者全65人で計算した場合は、
非得点圏0.284(24016打数6822安打)、得点圏0.303(7806打数2363安打)、
→犠飛217を打数に加えた計算では得点圏0.295になりました。
犠飛を加えた計算に対するカイ2乗検定では両者に差がある、とは
危険率5%以上が成立して言えませんでしたが、
加えないデータ(0.284と0.303)に対しては「差がある」が99%以上の信頼で成立しました。
一般に言う「走者がいると打率が上がる」とは、投球の違いや守備位置の違いなどから
生まれるものかと思いますが、これが成立するとして
じゃあクラッチヒッターがいないのかどうか証明する為に、
非得点圏0.300に対して得点圏打率が0.020上がる計算で期待打率を算出して
>>196のカイ2乗検定をやり直してみました。
通算.300(500打数)、得点圏.330(100打数)の選手が「得点圏で強い」
と言える為には33年継続することが必要で、
通算.300(500打数)、得点圏.350(100打数)なら6年で、
1年で言える為には打数同じなら得点圏.400が必要、という結果になりました。
>>196で実例として取り上げたT・今岡は危険率0.64%で「得点圏で強い」が成立し、
他にM・西岡も危険率1.2%で成立しました。
95%以上の信頼で「強いと言える」選手が存在する以上、
クラッチヒッターがいない、と証明することは難しそうですね。
……という結論で良いのかな。
分かりにくい上にいい加減でスマソ