>>623 マルチに突っ込むのも何だが、
相川とスンヨプは…?
ほしゅ
捕手
aikawa
ついに開幕保守
w
☆。
632 :
【ぴょん吉】 :2006/03/32(土) 23:15:42 ID:OfkhLkIaO
2006初勝利保守
最下層記念
ほしゅあげ
./⌒⌒ヽ;⌒⌒\
/ ヽ; `ヽ
../ '' '' /:::`^´ ̄ `゙ヾヽ
∧/|_ ../´ ゝ`:::::::: ヽミ|
__ / ...{; ;,`/:::::━━'ソ:i:i:'━:|Τ . `,
〈〈〈〈 ヽ > }(ヘ{::: * ☆:/ ヾ _ i~ヽ, 、
〈⊃ } レヘ,::::::  ̄  ̄ | ` -´"´´(_H ̄)
| | ゝ{:::::::/ ゝ i ∴.'  ̄
/ ̄ ̄ ̄\ | 、 ヽ::::::: )ー─ヽ ,/
|:::: ●) ●)| ,,・ |\:::::::  ̄´ / ∵・∵
ヽ:::::::.....∀....ノ ) / , ’,∴ ・ _/ ``゙.ー--,i ´, ¨ ; ∴.'
/ / 、・∵ ’/ \/ ̄ ̄⌒ヽ
/ 毛/ / / YB | ノ
( | 山下 { / 組長 /
( ・_・)
ヘ(ヘ`・∀・´)ヘ
ホッシゅー
640 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/04/07(金) 06:26:53 ID:heYnUtqM0
捕手武山
捕手俊雄
捕手新沼
吉見飛翔age
31.大人
「次の行動は放送を聞いてからにしようと思う」
ナップザックを床に降ろして川村丈夫(16)は言った。そうですね、と相槌を打ちながら
石川雄洋(52)はきょろきょろと周辺を見回した。
壁紙が日に照らされ少し黄ばんでおり、床には足跡が残るほど埃が積っている。
宿泊棟の3階の一室だが、ベッドはおろかソファやテーブルの一つもない。
がらんとした部屋の中で石川は川村と反対側の壁にナップザックを降ろした。
「水は出るみたいですね…少ないですけど」
蛇口からは申し訳程度に赤い茶色の水が流れ出て、床に染みを作った。
「結構音が響くから使うなよ。…それから窓に無防備に近づくな。狙い撃ちされるぞ」
そう言われて慌てて石川は頭を引っ込めた。窓から差し込む光はすっかりオレンジ色を
帯びている。
「カーテンとか、ないんすかね」
「馬鹿を言え。一部屋だけカーテンが閉まってたら怪しまれるだろうが。…ちょっと、隣の部屋の様子を見てくる」
「あ、はい」
スケッチブックと色鉛筆を持って部屋を出て行く川村の後姿を見ながら石川はぼりぼりと
頭をかいた。ふと上を見上げると天井にはぽっかりと穴が開いてコードが垂れている。
「電気もない、ガスもない、エアコンもない、水はきったねえ…不便だなぁ」
ため息をついて自分のナップザックのそばに座り込んだ。壁の向こうでドアを開け閉めする音が聞こえる。
川村が何かやっているのだろう。川村がいろいろと考えて作戦を立てているのに比べ、行き当たりばったり
の考えしか浮かばない自分が歯がゆい。
絶対に身から離すなと言われた自分の銃を改めて手にとって眺める。ずっしりとした重量感に何とも言えない
妙な胸の高鳴りを感じた。銃を構え、川村の黒いナップザックに照準を合わせて引き金に指をかける。
ナップザックに穴がいくつもあいて、周りの埃が衝撃で舞い上がる…そんな様子が石川の脳裏をよぎった。
これが人間だったら?…穴からは血が流れ出るだろうし、埃ではなくて手足が宙を舞うだろう。
背筋を寒い物が走った。
「お前何やってんだ」
「い、いえ別に…」
ドアのところに立った川村に怖い顔で睨まれて慌てて銃を降ろした。
「…それ見せてみろ」
「はい…俺も隣見てきていいっすか?」
「ああ。物音がしたらすぐに隠れるんだぞ」
黙って頷いて石川は部屋を出た。説教されてばっかりだなあと改めて石川は頭をかいた。
隣の部屋のドアノブに針金を通した立ち入り禁止の紙がぶらさがっていた。どうやら川村が隣で
がたがたやっていたのはこれだったらしい。中は自分達のいる部屋となんら変わりはなかった。
窓には近づかないようにしながら一通り見て回ると、ドアを閉めた。ゆっくり閉めたつもりだが、
錆び付いた蝶番が悲鳴をあげた。
部屋に戻ると川村が銃を手にちらりと目だけ向けてきた。慣れた手つき、と言っていいのかは石川には
わからないが、銃をくるりと回して観察する姿は様になっている。
「あの張り紙、何ですか?」
「おまじないみたいなもんさ」
「はあ…おまじない、ですか」
「全部同じドアで一つだけ違うドアがあったら気にならないか?」
「そりゃ、気になりますね」
「この部屋もそうだが、ドアを開け閉めするとぎいっと音がするんだ。もし、隣の部屋まで誰かが来たら」
「ドアの開け閉めの音でわかるってことですか。そういえば、さっき川村さんが隣に行ったときも、俺わかりましたよ」
合点がいった石川は目を輝かせて答えた。
「廊下の足音だってわかるけどな、予防線は一つでも多いほうがいい。ただ、立ち入り禁止のタブーに惹かれて
ドアを開けてくれなきゃ意味がない」
川村は苦笑いをした。おまじない、ただの気休めにしかならない。わかっていてもすがるしかないのだ。
少し敏感になりすぎかもしれん、と川村は石川の武器をいじりながら思った。
「ウージー、か。ヤバいやつだから乱暴に扱うなよ」
「うーじー?」
川村から返された銃を眺めながら聞き返した。
「サブマシンガンの一種でな…映画のターミネータで使用された結構有名な武器だ。映画じゃ片手だったが…もし、使うこと
になったら腰に当てて乱射した方がいいんじゃないかな」
川村が腰のところに手をやったのを見て石川も真似をする。なるほどターミネーター、ね…石川は思わず身震いをした。
どのシーンで使われたか石川は知らなかったが、映画の強烈なイメージが脳を揺さぶった。
「安全装置とか、そういうのは…」
「俺も詳しくは知らんが、わかる範囲で…」
川村の説明を聞きながら石川は何度も感嘆の声をもらした。本当に様々なことを知っているだけでなく、
その知識を活用している…。一人でゲームをつぶしてやると息巻いていた自分が恥ずかしかった。
「…と、まあこんなもんかな…最低限それだけ知ってりゃ撃てる」
「ありがとうございます…っていうか、俺より川村さんが使った方がいいんじゃないんすか?」
「いや…お前が当たった武器なんだから、責任持てよ」
ぽんと肩を叩かれて石川はどきりとした。
「責任、て…」
反対の壁に背を預けて天を仰ぐ川村を見て石川も同じように上を見たが、コンクリートむき出しの重い天井が
目に入っただけだった。
[川村丈夫(16) 石川雄洋(52) B-5]
[残り53人]
>>645-647 新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
職人さん乙
このコンビいいね!!
乙乙
大人と子供組がんばれ
32.涕泣
話からするとここのはずだ、と見当をつけた場所には佐伯の姿はなかった。
それで秦裕二(28)が当惑したかというと、結論から言えば、しなかった。
どちらかといえば、動揺した。
支給品を受け取るまでの秦の状態からして、佐伯の話を聞いていたと言うよりは、慰められていたと言った方が適切だろう。
何かと面倒を見てくれた先輩投手の死は、それほど秦を動転させた。
怖かった。逃げたかった。涙は勝手に零れて止まらない。
人はこんなにもあっけなく死ぬものなのだと、頭で理解してはいても受け入れることは難しい。
尋常でない状態の秦の心理を、たとえ一時的にでも救ったのは佐伯の存在だった。
秦は佐伯に絶対的とも言える信頼を寄せている。
それは佐伯の人柄もあったのだろうし、自然と決まったチーム内での役割だったのかもしれない。
とにかく信頼していた。頼っていた。だからこんなことになったときも、心の底では佐伯に助けてもらえるような気がした。
いや、佐伯でなくても、ベテランの先輩たちに。
自分は先輩に従っていればいい。きっと先輩がなんとかしてくれる。
そう思うと泣いていた自分が急に恥ずかしくなった。
先輩に指示された場所に着くことができればそれで助かるような、この状況から抜け出せるような気がする。
根拠のない期待も込めて、指示された場所――「出発地点の真裏」へと足を向けた。
目指す場所へ着くまでに多少とは言えないほど道に迷ったことは、この際置いておこう。
とにかく、辿り着いたのだから。
頼れる先輩の一人が、血の海に横たわっている。
「種田さん」
呼びかけても無駄だろう。この出血では、おそらくもう息はない。
部屋のかび臭さをかき消すほどの血の匂いに吐き気が込み上げた。口を押さえる。
「……なんでや」
答えは帰ってこないと知りながらも、疑問を口に出さずにはいられない。
あのとき、話に加わっていたのは佐伯さんと自分と門倉さんと、……なぜ種田さんがここにいるのか。
なぜここで種田さんが、死んでいるのか。
開け放したドアの向こう、種田はもちろん黙ったままだ。
この部屋でどんなやり取りがあったかなど、秦にわかるはずもない。
だから、想像するしかない。
ここには佐伯さんがいるはずで、でも種田さんがいて、認めたくはないけれど種田さんは死んでいる。
その状況から最初に考えつくこと、そして一番考えたくないこと。
……佐伯さんが、殺したのだろうか?
隆さんは死んだ。信頼していた佐々木さんに、殺された。
佐伯さんも佐々木さんと同じ、人殺しになってしまったのだろうか。
今までしっかりしていると思っていた足元はぐらついて、今にも崩れそうだ。
先程やっと止まった涙がまた溢れてきて、景色が歪んだ。
「なんでや」
同じ問いを繰り返す。今度は、別の先輩へ向けて。
「佐伯さん、ここで待ってるて言うたやないですか」
信頼する先輩に裏切られたのだとしたら、自分はいったい何にすがればいいのだろう。
どれくらいの時間が経ったのだろうか。
いつのまにかその場に座り込んでいたらしい。秦はぎこちない動作で立ち上がった。
ずっと同じ姿勢を続けていたせいか、体のあちこちの関節が痛む。
乾燥して痒い目をユニフォームの袖でこすり、ひとつ洟をすすって歩き出した。
行くあてなどない。ただここから離れられればそれでいい。
部屋には、とうとう足を踏み入れることができなかった。
[秦裕二(28) F-4]
[残り53人]
乙です!
秦坊…がんばれ…
職人さんGJ!
秦坊カワイソス…
656 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/04/17(月) 21:01:56 ID:BDMBqTQm0
一時あげ
捕手
保守
捕手ローズ
鶴岡保守
危険なのであげ
相川捕手
捕手秋元
捕手なかむらさん
捕手市川
666 :
ひどいしもやけ:2006/04/29(土) 07:43:45 ID:mU6WDA8l0
勝負弱いなあ。もっと大胆なトレードしないと。
668 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/05/01(月) 19:25:30 ID:MWlNmludO
ほしゆ
捕手だらけ
捕手若菜
671 :
代打名無し@実況は実況板で:2006/05/04(木) 01:31:37 ID:nb5nOFBKO
横浜スタジアムへ行け!
いい試合を見せてくれじゃなく、いい試合を見せてくれるまで通うようにすれば勝つだろ!!!
捕手武山
捕手葉室
674 :
代打名無し@実況は実況板で:
今岡氏ねカス