「ダン、行かないで」「ジャイアンツがピンチなんだよ!」

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128代打名無し@実況は実況板で
「ようこそ、ウルトラセブン!…我々は、君の来るのを待っていたのだ…」(ミセリ星人)
「なに!」(ダン)
「歓迎するぞ、アンヌ隊員も呼んだらどうだい」(ミセリ星人)
ちゃぶ台の前に、あぐらをかいて座るミセリ星人。
つられたダンも思わず座ってしまう。
「君たちの計画は全て暴露された。おとなしく降伏しろ」(ダン)
「ハッハ…、我々の実験は十分成功したのさ」(ミセリ星人)
「実験…?」(ダン)
「そうだっ!ヘボクローザーがプロ野球ファンどもの頭脳を狂わせるのに、十分効力があることが分かったんだ。
 教えてやろう、我々はプロ野球ファンが互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。
 プロ野球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。プロ野球ファン同士の信頼感をなくせばよい。
 プロ野球ファンたちは互いに敵視し傷つけあい、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう」(ミセリ星人)
「そうはさせん、プロ野球にはウルトラ警備隊がいるんだ」(ダン)
「ウルトラ警備隊?恐いのは、ウルトラセブン、君だけだ!
 だから君にはサカ豚になってもらう、邪魔だからな…」(ミセリ星人)

(中略)

「ミセリ星人のプロ野球侵略計画はこうして終わったのです。プロ野球ファン同士の信頼感を利用するとは
 恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。
 え、何故ですって?…
 我々プロ野球ファンは今、サカ豚に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」(浦野光)

ttp://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page08.htm