上原はいつまでごねるのか? その4

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4前スレ761氏
Q 特約で統一契約書違反のサイドレターを作ったら、どちらが効力が強いの?

A 昔から球界では口約束は破るものという風習が存在していました。サイドレターの
形をとれば、少なくとも文章になるので、それまでとは違って簡単に足蹴にされること
自体はなくなります。球団の顧問も弁護士ですんで、書面にまでした契約書となると、
守らなきゃ、とアドヴァイスすることが多いためです。検事上がりの証拠万能主義の
弁護士がよくそう言うようです。

  ただ、複数の当事者が関与する大規模な取引でよくありますが、秩序となるべき
基本契約書を締結した後、この趣旨に反する2当事者の個別契約は先行であれ、
後行であれ、効力を有さないと決めておくやり方があります。これは、基本契約書の
理念自体を否定する内容の個別契約まで2当事者ですることを許せば、多数当事者
で決めた秩序が守れないからです。

  統一契約書は野球協約と一体になるものですので、単なる球団と選手との間の
個別契約に止まりません。他の球団がオキテ破りの選手を採用しないと合意した上で
締結されるのが統一契約書です。その趣旨から、本来、サイドレターは法的な拘束力が
ありません。ただし、サイドレターを締結した担当者は、相手方に不当な期待を抱かせた
として損害賠償義務を負ったり、球団自体が同じく損害賠償義務を負うことはあります。

  このため、球界の秩序を全然理解しない部外者の弁護士は、好んでサイドレターを
作りたがります。実際、担当者が弱腰ですんで、一回、文書にしてしまえば、こっちの
ものです。その上、統一契約書の内容は日本野球機構に届け出る義務がありますが、
サイドレターは秘密にすることができます。出来高契約とか、トレード禁止契約とか、井口の
自由契約とか、が好き勝手にサイドレターにされるのは、秘密だからバレナイという安心が
あるからです。


くそったれ。ファンからまともな野球を見る喜びを奪いやがって。