落合監督の驚嘆采配を振り返ろう

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10落合采配を振り返る
4月2日 対広島戦 ○8-6
開幕投手は驚きの川崎。2回途中KOも黒田を打ち込んで逆転勝ち。
「3年間けがで苦しんできた男の背中をチームのみんなで押してやることが必要だった」

4月7日 対巨人戦 ○4x-3
9回ペタジーニに逆転3ランを浴びるも、その裏アレックスが逆転サヨナラ。アレックスと歓喜の抱擁。
「監督が選手と抱き合う気持ちがわかったよ。自分のサヨナラ本塁打よりうれしい」

4月13日 対巨人戦 ●10-11x
6点リードを追いつかれ、最後は延長12回押し出しサヨナラ負け。負けても選手を責めないコメント。
「負けるときはこんなもん。引きずらないよ。ただの1敗だ」

4月20日 対阪神戦 ●6-9
右打者のアリアスに対して左の久本を投入して打たれる。またも選手を責めないコメント。
「別にいいじゃん。抑えにいって打たれたってだけのこと」

4月21日 対阪神戦 ○5-0
山本昌完封勝利。ベテランを激賞。
「40歳近くになって完封。体が若いもん。あと5、6年はやれるんじゃないか」
11落合采配を振り返る:04/09/29 13:05:50 ID:Xors8pYl
4月22日 対阪神戦 ●1-2
接戦も拙攻が多く競り負け。森野にバントさせた作戦をベンチの采配ミスと責任をかぶる
「森野のところ、もう少し自由にやらせてもよかったかもしれない。今までは自由にやらせてきただけに」

4月25日 対ヤクルト戦 ●7-13
金沢でのゲーム。川上まさかの1回6失点KOでも、選手をかばう。
「人間がやることだもの。こういうこともある」

5月1日 対横浜戦 ○2-1
先発陣でこれまで勝利のなかった平井が初勝利。
「これで先発していく投手にみんな勝ち星が付いた」

5月3日 対ヤクルト戦 ●7-20
先発野口突然の乱調。出てくる投手が全員打たれて壊滅的大敗。試合後に報道陣に一言。
「これからミーティング。おまえらは入ってくるな」

5月7日 対阪神戦 ○4-3
荒木と井端の打順を入れ代えて成功。このゲーム以降は1番荒木2番井端で固定。
「打順には適性というものがある」
12落合采配を振り返る:04/09/29 13:07:48 ID:Xors8pYl
5月11日 対ヤクルト戦 ●3-4
延長戦も不調の岩瀬が打たれて競り負け。井端の併殺打が収穫の謎発言。翌日井端4安打。
「きょうは井端がサードに打ったのが一番の収穫。君たちに言っても分からないだろうけど」

5月28日 対阪神戦 ○2-0
不調の岩瀬が久々の登板で復活のセーブ。
「あいつは自分の力でカベを乗り越えたよ。苦しみながらもな」

5月30日 対阪神戦 ○1-0
1安打での勝利で阪神を3タテ。首位戦線の主役に。
「守り勝ち。うちはこういう野球をしていく」

6月3日 対巨人戦 ●3-9
東京ドームで先発3本柱を立てての3連敗。敗因を意外な所に求めた。
「器に負けたということ」

6月8日 対巨人戦 ○6x-5
8回に川相激走で同点に追いつき、延長でサヨナラ。ナゴヤドームでの勝利に一言。
「これが東京ドームとナゴヤドームの違いじゃないの。ローズのレフトフライも東京ドームだったら入っていただろう」
13落合采配を振り返る:04/09/29 13:09:34 ID:Xors8pYl
6月16日 対広島戦 ○5-3
JA賞の受賞理由にもなった英智のファインプレーもあり逆転勝利。守り勝つ野球がみえてきた。
「あの2つのどちらか片方でも抜けていたらあのまま終わってたんじゃないか」

6月22日 対巨人戦 ○4-2
札幌ドームの初戦を接戦でものにするも、攻撃陣に奮起を促す。翌日・翌々日は2ケタ得点で、巨人を3タテ。
「こんな試合を続けてると、そのうちピッチャーがへばっちゃう」

6月27日 対阪神戦 ○4-0
7回表無死満塁で、早々と守備固めに入っていた英智がレフトフライ捕殺にしとめてピンチ脱出。首位固め。
「選手達は自分が何をすべきかわかっている。個々が考えてプレーしている」

6月30日 対広島戦 ●5-6
逆転サヨナラのチャンスも、谷繁が守備妨害を取られ試合終了。審判に21分間の抗議。
「何も言うことはない。ただ試合に負けた。それだけ」

7月3日 対横浜戦 ●2-4
前日の川上に続き、山本昌でも敗れて3連敗。焦らずあわてず一言。
「負ける時はこんなもの。そんなに欲目で見るな」
14落合采配を振り返る:04/09/29 13:12:01 ID:Xors8pYl
7月4日 対横浜戦 ○6-5
点を取っては追いつかない程度の反撃を喰らう厳しい展開も何とか逃げ切る。選手を褒める。
「本来なら負けゲームかもしれない。その試合を勝ったというのは選手に力がついたということ」

7月8日 対ヤクルト戦 ○4-1
前半戦最終戦を白星で飾る。
「今日のゲームは絶対に勝ちに行くつもりで戦った。41勝は選手全員の力で取ったもの」

7月20日 対巨人戦 ●7-9
長峰初先発も5失点。一時追いつくも最後は競り負け。しかし、監督は粘りを評価して優勝をはじめて口にする。
「この1敗はこれからの2勝3勝に跳ね返ってくる。こういう野球をやっていれば優勝に近づく」

7月23日 対広島戦 ○10-2
打線がつながり快勝。2回の重盗の場面について一言。
「サインは出してないよ。選手同士でやったんだろう」

7月28日 対阪神戦 ○10-9
点を取っては取られる苦しい戦いも、5時間以上の延長戦でものにする。山本昌5回7失点について。
「マサに勝ちをつけたかった。そういう流れにした監督のミスだ」
15落合采配を振り返る:04/09/29 13:13:38 ID:Xors8pYl
7月29日 対阪神戦 ●7-8x
連日の延長戦で今日は敗戦。勝機は何度か訪れたが・・・。
「オレは結果論でものは言わない。それをしたら140試合全部勝てちゃうよ」

7月31日 対ヤクルト戦 ●2-4
6回2死満塁でレフトライナーを英智が落球(記録は2点タイムリー)も、この一言。
「あいつが捕れなきゃ捕れない」

8月1日 対ヤクルト戦 ○4x-3
4連敗寸前のところを9回に五十嵐を打って追いつき、延長で川相サヨナラタイムリー。
「我々の思っている以上に選手達は勝ちたいという執念がある」

8月4日 対横浜戦 ○5x-4
延長で勝ち越しを許すも、佐々木を打ち込んで井上サヨナラタイムリー。平井を中継ぎで起用。
「岩瀬の穴を、誰かが埋めなくちゃいけないんだ。平井はこういう使い方になると思う」

8月7日 対広島戦 ●0-9
野口背信の1回途中KOで完敗。厳しい一言。
「名古屋へ帰した」
16落合采配を振り返る:04/09/29 13:15:16 ID:Xors8pYl
8月12日 対巨人戦 ●1-3
拙攻が続いて巨人戦3タテならず。
「負けたのはベンチのミス。もうちょっとしっかり攻め手を考えていれば、こんなことにはならなかった」

8月14日 対ヤクルト戦 ○10-7
6点差を跳ね返して逆転勝利。9回に大西に監督からアドバイスの後同点打もあり。
「今季いちばん監督を泣かせてくれるゲームだった」

8月18日 対阪神戦 ●5-10
18安打で快勝。必死で試合に取り込む選手を評して一言。
「70人全員が戦力だ」

8月19日 対阪神戦 ○4-0
あっと驚く小笠原先発。完封リレーでの勝利。小笠原の先発について。
「誰も知らなかっただろう? 知ってる方がおかしいんだけど」

8月20日 対横浜戦 ○5-4
ドミンゴ好投も8回に追いつかれる。9回に何とか勝ち越すも、高橋光に代走を出せなかった局面について反省。
「最後は手詰まりになってしまった。人の使い方も含めて、ベンチワークのミス」
17落合采配を振り返る:04/09/29 13:16:49 ID:Xors8pYl
8月21日 対横浜戦 ●5-10
野口が復活を賭けるも、4回途中KO。
「野口を使った俺が悪い。本人は悪くない」

8月25日 対巨人戦 ●4-5
中盤毎回無死で走者を出しながら得点できず惜敗。
「今日は俺のミス。監督が勝手に絵を描いて、勝手に失敗した。最悪の駄作だった」

8月28日 対横浜戦 ●2-3
朝倉が投手にストレートの四球を出したところで交代。
「朝倉の先発は当分ない。使ったとしても敗戦処理だ」

9月1日 対阪神戦 ○4-1
試合は勝つも、福留が死球を受けて骨折。今季絶望。
「骨折だ。日本シリーズ? 無理。来年の2月でいい。無理をさせてあいつの野球人生を終わらせてはいけない」

9月4日 対広島戦 ●4-8
敗戦処理のはずの朝倉が先発して1回3失点KO。
「だから、敗戦処理だって言ってるだろう。チャンスは与える。掴むかどうかは本人次第」
18落合采配を振り返る:04/09/29 13:18:46 ID:Xors8pYl
9月7日 対巨人戦 ○6-3
井上に代えて代打高橋光の押し出し四球で勝ち越し。
「ボール球を振らないのは高橋光か渡辺のどちらかだから。高橋光は代打の切り札として育てようと思っている」

9月9日 対巨人戦 ○8-3
5回を勝負処と読み代打攻勢をかけ、リナレスの3ランで逆転。
「そんなに後ろに引っ張れない。そうそうチャンスも訪れないからな」

9月10日 対広島戦 ○5x-4
2点リードを逆転されるも延長に持ち込んで最後は川相サヨナラタイムリー。
「野球は難しい。下手すれば今年一番ひどいゲームをするところだった。選手に助けてもらった」

9月12日 対広島戦 ○2-0
長峰とのじゃんけんに勝った山井が先発して完封。
「今日の先発は、試合直前まで決めていなかった」

9月14日 対阪神戦 ○4-3
完封負け目前のところ、高橋光3ランで同点。谷繁勝ち越しホームランで延長勝利。
「あの場面は高橋光しかいないだろう。選球眼もいいし、もしかしたらの期待をした」
19落合采配を振り返る:04/09/29 13:20:50 ID:Xors8pYl
9月25日 対横浜戦 ○5-3
またも高橋光代打3ランでマジック点灯。
「あそこは最低でも犠牲フライか四球が欲しいところ。そうなればあいつしかいないでしょ」

9月26日 対横浜戦 ○3-0
監督がシーズン中に右打席でも打つことを勧めたショーゴーが右打席でホームラン。
「みんな必死こいてやってるんだよ。選手生命かけてやってるんだよ」

9月28日 対ヤクルト戦 ○4-2
ショーゴーがまた2ランでいよいよM1。ガッツポーズもでて勝利宣言!
「これでペナントレースの目鼻は付いた」

以上