【焼肉好き】高橋聡文応援スレpart3【セロリ嫌い】

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聡文は実在しない。

聡文とは、面白い試合を、神岩瀬に劣らないレベルの高い投球を見たいと望むドラファンの間で、
自然発生的に生まれた理想のピッチャーである。

はじめはジョークに過ぎなかった。
聡文はこの世のどこかにいるはずの理想のピッチャーだった。
しかしそれは当時のまさにヘタレと呼ぶに相応しい中継投手陣にウンザリしていたドラファンの間で瞬く間に広まって行った。
聡文ならこう投げた。聡文のあの投球は良かった。
ドラファンはそうやって、少しずつ理想のピッチャー聡文のイメージを固めていった。
彼は若くて見込みある投手である、彼こそは憎きGやTを抑えこめる若武者である、
彼は140キロちょっとのストレートでズバズバ打者を切ってとるヒーローである、
そして彼は親しみやすいことに、中日の選手らしい中日顔なのに割とイケメンなのだ!

聡文はこうして、ドラファンの理想のピッチャーのイメージのコラージュとして生まれたのである。
ドラファンは聡文を欲した。故に聡文は存在するのである。