近鉄に変わり幕田カイコスターズ発足

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688代打名無し@実況は実況板で
(ドラマ)カイコスターズ・オブ・ドリームス
第12話(最終話) 俺達に明日はある

2005年プロ野球ペナントレース開幕3日前の夜、スポーツニュースでは毎年恒例の評論家達の順位予想がおこなわれていた。
「続いてパリーグの順位予想です」いっせいに評論家達が順位予想を出す、1位には西武やダイエーが大半をしめる、カイコ
スターズの順位予想は?評論家全員が最下位に予想している、この番組を見ていた幕田が思わずズッコケる、まあ解雇者達の
集まりのチームだから当然の予想だろう、テレビの前でズッコケた幕田は体を起こして「俺達をなめるなよ無能な評論家ども!
シーズンが終わるころ、ペナントを獲得しているのは俺達だ!」と激しく叫んだ。幕田カイコスターズの開幕戦の相手は2004
年の優勝チームの西武ライオンズと地元ナゴヤ球場で戦う、本来なら優勝チームの西武が敵地で開幕なんてことはないのだが
新チーム幕田カイコスターズの誕生を祝い特別に西武が許可してくれたのだ、といってもカイコスターズが相手なら確実に
勝てると思った西武の作戦でもあるのだが、いよいよ幕田カイコスターズの本当の戦いが始まろうとしていた。
いよいよ開幕当日の日が来た、ナゴヤ球場は超満員、西武に続いて幕田カイコスターズのオーダーが発表された、
1番セカンド善村、2番ショート酒井、3番センター幕田、4番ファースト山崎、5番レフトレイサム、6番サード福井
7番DH五島、8番ライト森、9番キャッチャーカツノリ、そして先発、開幕投手は川崎、カイコスターズの記念すべき第1戦
のオーダーにスタンドが湧く、西武の開幕投手はもちろんエースの松阪だ、なぜか始球式は元中日監督の山田だった、山田の
始球式をにらみつけるファーストの山崎、2002年、彼に干された山崎はいまでも山田を嫌っているようだった、そして始球式
が終わりいよいよ開幕戦が始まった。