近鉄に変わり幕田カイコスターズ発足

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610代打名無し@実況は実況板で
(ドラマ)カイコスターズ・オブ・ドリームス
第9話 追いつめられた俺竜
「詐欺師ー!」「金返せー!」川崎がマウンドに上がると中日ファンから野次が飛ぶ、しかし川崎はいつになく落ち着いていた
「なんかいつもより肩が軽い不思議だ・・・」川崎はそうつぶやいて1番荒木に1球目を投げた、荒木は初球から狙っていた、直球だ
とらえた!荒木はバットを振り抜くジャストミートかと思いきや、打球が飛ばない、セカンドフライだ、(あれ?川崎さんてこんな
に球重かったっけ?)荒木が不思議そうに首をかしげる、2番井端は3球目のシュートにつまらされファーストゴロ、(なんだ?この
鋭いキレは?これが川崎さん?)井端も首をかしげる、3番立浪は2−2からのチェンジアップをファールした後の6球目、143キロ
の直球に三振、(馬鹿な、この投球は全盛期の川崎じゃないか、いったいコイツのどこにそんな力が?)2004年首位打者を獲得した
立浪までもが首をかしげる、「おいおい、川崎さんになんか取りついてんじゃないか?」冗談まじりにベンチの選手が答えた、その
言葉を聞いた霊感の強い落合英二が冷や汗をかきながら誰にも聞こえない声でつぶやく「川崎の肩のとこ・・・マジに女がいる・・・あの
女って・・もしかして川崎の元彼女の・・・・・・まさか・・・な・・・気のせいだろ・・・」震えながら落合は立ち上がりブルペンへ向かった。
実力なのか謎の不思議なパワーかわからないが1回裏を川崎は3人で終えた、2回の表は野口が三者凡退に抑える、2回裏の川崎
も凄い、鋭いシュートが福留のバットをへし折る、アレックスは三振、リナレスも三振、2回も完璧に抑える川崎、そして3回表
野口攻略のためにカイコスターズは幕田を中心に円陣が組まれる「ヤツは内角に投げるのが嫌いなチキン野郎だ、それに中村さんが
いないと100%力を出せない、つまりヤツは気が弱いんだ、だから脅せ!打席に入ったら怖い顔して脅してびびらせるんだ」すごく
くだらない作戦を提案する幕田に困惑の表情を浮かべるナイン、しかし川上も攻略できたことだしとりあえずやってみようという
ことになった、この回1番の善村がガンをつけるような顔で野口をにらむ、ボール、ボール、ボール、カウント0−3、効いた!
とてつもなくだらない作戦が効いている、けっきょくストレートの四球、善村が1塁に歩いた。