近鉄に変わり幕田カイコスターズ発足

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564代打名無し@実況は実況板で
(ドラマ)カイコスターズ・オブ・ドリームス
第6話 パリーグに正式加盟、巻き起こせ幕田旋風!

[カイコスターズピンチ!1リーグ制に向けナベツネ吠える!]
カイコスターズが消滅の危機に追い込まれている、1リーグ制実現のためナベツネはどんな手段を使ってもあのチームを消滅させ
てやると意気込んでいるのだ、今までどの球団も逆らえないでいた最凶の男の陰謀に、カイコスターズはどう立ち向かうのか!?

カイコスターズ発表の記事が新聞に載ってから1週間後、各スポーツ紙の1面にこのような記事が載った。小山が不安そうに話す
「やべえなこりゃ・・あのナベツネが相手じゃどうしようもねえよ・・・せっかく選手達も集まったのに・・消滅しちまうのか・・・。」
絶望感ただよう中なぜか幕田だけ明るい、そして幕田はニヤリと笑いながら「心配いらん、ナベツネの行動は予想できていた、
俺に考えがある、あのナベツネの野郎を逆にうまく利用してやる方法があるんだ」そう言って幕田はある所に電話をかけた。

「ナベツネ様、お電話です!」部下の1人がナベツネに電話を差し出した、「なんじゃ・・ワシはサミーソーサ巨人軍入団計画で
今、忙しいんだ!!」今年優勝を逃したため今度は一流大リーガーの補強計画と1リーグへ向けての裏工作などでナベツネは
忙しい日々を送っていたためかなり機嫌悪そうに答えるナベツネ、しかし電話の相手が自分の1リーグ計画を邪魔するカイコ
スターズの幕田だと伝えられるとさらに機嫌悪そうに顔をしかめながら部下から電話を奪い取った「小僧・・キサマよくもワシ
の計画を阻止しようとしてくれたな、3流の分際で、だが無駄だ、ワシの権力があればキサマらの球団を潰すことなどわけな
いのだグハハハハ」下品な声でナベツネが笑う、幕田が答える「ナベツネさんよ、巨人軍が俺らのチームに負けるのが怖いのかい?
実力でも人気でも、解雇者の集まりである俺らを恐れてるなんてずいぶんとタマがちいせえんだな、もっともその年齢じゃ
タマはおろかチンもたたないか・・プゲラッ」馬鹿にしたように幕田が笑いながら言った。 



565第6話続き:04/07/05 14:11 ID:xq0s5/wR
「な、な、なんだとぉ〜キ・サ・マ〜」ナベツネが顔をまっ赤にして震えながら答えた、そしてものすごい声でナベツネが叫ぶ
「上等だ小僧!!キサマらクズどもがどれだけやれるのか見せてもらおうじゃねえか!!いいだろうキサマらをパリーグに加盟
させてやる!もっともキサマらでは100敗以上は確実、20勝もできまい!せいぜい大恥をかくがいい、グハハハハ!!!!」
ナベツネが高らかに笑う、(単細胞ジジイめ・・かかったな・・)幕田はニヤリと笑った、これは幕田の作戦だった、プライドが誰
よりも高いナベツネを挑発させ逆にカイコスターズをパリーグに加盟する手助けをさせようという作戦だ、ナベツネは見事に
幕田の作戦にひっかかった、ナベツネが単細胞だけに同じ単細胞である幕田にとってナベツネを利用することはたやすいこと
だったにちがいない。 そして翌日の新聞。
[ナベツネ1リーグ案から一転、幕田カイコスターズ、パリーグ正式加盟認める]
1面にはそうかかれている、小山や宮越が正式加盟の知らせに喜ぶ、その一方で善村が不安そうに幕田に語りかける
「正式に加盟がきまったはいいけど本拠地はどうすんだよ?ホーム球場がないと駄目だろうが」しかし幕田はそのこと
についても心配している様子などみせずこう言った「てっとり早い方法があるぜ、てっとり早い方法がな・・・。」
そう言うと幕田は古巣である中日の落合監督に電話をかけた、電話に出た落合監督はいつも通りクールに幕田に
話かける「なんだ幕田、金なら貸してやらんぞ、金借りたきゃアイフルでも使え、ご利用は計画的にな」
「・・・・・・あいかわらずだな監督、ちょっと俺らと真剣勝負してくれねえかな・・ナゴヤドームをかけて・・」
幕田が不気味にそう話す、「はぁ?おまえ頭大丈夫か?」落合監督が困惑した声でそう答えた。