近鉄に変わり幕田カイコスターズ発足

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516まくた
ドラマ)カイコスターズ・オブ・ドリームスあらすじ

第3話 結束
山崎「幕田じゃないか!! 何年ぶりだろう お前どうしたんだよ
   服は着ていないし 泣きながら…さ」
幕田は全てのプライドを捨て泣き叫んでいた。
4番候補が一転、首。
つまりプロ野球人生最高の時から前触れもなく一気に幕を閉じるコトになってしまったからだ。
幕田「俺 春先には4番だ4番だと騒がれていたのに…
   こう秋になったらごみのように捨てられて… 春の期待はなんだったんだよ」
山崎「お前も…首になったのか。
   おーい。オヤジ。幕田に魔王持ってきてやってくれ」
  「…俺も… プロテクトからはずされて、ウェーバーにも掛けられなかったよ」
幕田「山崎さん…」
初めて見せた野球選手の涙。
居酒屋のオヤジも隅で肩を震わせながら涙をこらえていた。
ガラララっ
小山「幕田さん」
宮越「やっぱりここにいましたか… 山崎さんも」
幕田「お前らどうするんだ。 …これから」
小山「僕らは球団に 小山は速球派 宮越は軟投派のバッティングPになってくれないか
   と言われました…。悔しいけど小林良寛さん達と背番号3桁をつけていくコトになります」
幕田は悔しかった。 自分はその後の人生が何も見えてなかったからだ。
小山と宮越はもうその後の人生は決まっていたので、ショックもだんだんと抜けつつある状態であったのかもしれない。
5173話 続き:04/07/03 00:40 ID:l+39N3qK
ニュースです
「オリックス・バファローズが結成し、チームの球団旗やユニフォームが発表されました」
「これで11球団ですが、もう1球団… ないとバランスがおかしいですね」

・・・!!
オヤジ「おい!お前ら!!!」
幕田「うるせーんだよ!! あそこの選手は明日があるんだよ!!」
オヤジ「お前、少しはプラスで考えぃよ!
    わしが年末ジャンボ宝くじとアメリカのスクラッチにこの店の全財産つぎ込んでやるわい!
    これで1等があたったら俺が新しい球団…作ってやるわ…」
幕田・宮越・小山「ハァ!?」