【おはぎ】虎の元祖速球王・福原忍part3【不足】
【復活の右腕・福原が語るエース≠ヨの道のり】
(本日発売『ぴあ・関西版』p.12より…ソースがないので書き写しときます)
「最初に『2戦目行くぞ』って言われた時はビックリしましたよ。本当にオレでいいのか!? って(笑)」
本人も驚いたと言う開幕2戦目での先発起用。一体、誰が予想していただろうか?
昨シーズン終盤に右肩の故障から復帰したばかりの福原の2戦目での登板を。
そして、その試合で7回を2安打1失点に抑える好投を見せた後、
開幕5連勝を挙げて月間MVPに輝く背番号28の姿を。
「オープン戦の中盤頃から、キャンプで取り組んでいたフォームや変化球がしっくり来だして
『これだったらある程度いけるかな』とは思っていたけど、勝ち負けは全然アタマに入れてなかったんです。
とりあえず1年間投げられたらっていう気持ちだったから、ここまで結果が出せるとは思ってなかった。
それにオールスターのファン投票も1位(本稿作成時点)って…あり得ないっスよねぇ」
入団当初から、150km超の速球を武器に、中継ぎに抑えに先発にフル回転して来た福原。
しかし、ストレートの急速に頼るあまり、単調な攻めが目立つことも。制球力のなさも災いし
エース候補≠ニ言われ続けながら、候補≠フ2文字はいつまでたっても消えなかった。
4年目の'02年には以前から違和感を感じていた右肩の痛みが限界に達し、オフに手術を断行。
年下の井川がエースとして着々と地歩を固めていく間、
福原にはボールを投げることも出来ないリハビリの日々が続くことになる。
「初めはランニングや室内トレーニングばっかっり。やっぱり早くボールを投げたい気持ちもあったし、
周りはみんな野球やってるから、『俺は何やっとんねん』って、すごく自分に腹が立ちました。
でも『絶対、投げられるようになってやる』っていう気持ちは常に持ってたんです。
いや、『投げられるように』っていうか、『投げられるんだ』っていう意識をね。だから、不安はなかったです」
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