♀♀もしあのプロ野球選手が女性だったら♀♀
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山本 えとか
今でも、前の会社が好きだったといえますか。
思えば、あなたは最初からそうだった。
そこそこ嘱望されての入社。そして出世競争からの撤退。
それでも何気なくバッティングしたり10.19日の頂上決戦に参加してたりで名前は残っているという、それとなく歴史に名を刻む辺り。
窓際に追いやられ、会社を変え、遅すぎる実力の発揮、そして管理職への道。
中間管理職でいる間の11年、あなたは何を学び、どう変わったのでしょうか。
あなたが取締役になったその年、私達は期待しました。私達をよく知ってる貴女ならうまく私達を導いていけると。
一年目、上半期は非常に上々でした。下半期で落ち込んだけど、これならいけると思ってました。
でも、そこまででした。
途中入社の社員の過度の重用、ミスにおびえさらにミスを誘発する悪循環。そこから生じる倦怠感。
あんたはこれらについぞ打ち勝つ事ができなかった。自ら作り出した敵、自分自身があなたの最大の敵でした。
そして追われる様に貴女は退社。
今は前の会社で転職の新人育成に励んでいると聞きます。
今、あなたは私達の会社をどう見ているのでしょうか。
この前までの調子よかった姿や自分が育てたもと部下の活躍する姿を。
かつて自分がいた時のように不調にあえぎ、ミスを誘発する部下の姿を。
ひょっとして、今は自分の仕事でそれどころではないかもしれません。でも最後に一つだけ言わせてください。
今でも、前の会社が好きだったといってください。