D5番一塁・中野
打撃センスを生かすため一塁に挑戦している中野が、5番・一塁でスタメ
ン出場。1号本塁打を含む3打数3安打2打点の活躍を見せ「打者中野」を
アピールした。試合は仲沢や田上もホームランを放ち7−2で快勝した。
落合監督の目に留まった打者としての魅力を、中野がいかんなく発揮した。
3回の第2打席。3年目の左腕大島の7球目チェンジアップを右翼席に運ん
だ。第1、3打席はいずれも逆らうことなく右前安打。
中野 「キャッチヤーをあきらめたわけではない。でも打席に多く
立てる選手になりたいからね」
一塁の守備については
中野 「難しいポジションだね」
2回にけん制球を取り損ね、失策する場面も。コーチ陣のアドバイスを受け
ながら位置取りや送球の判断などを日々勉強している。今年で30歳。8年目
の遅咲きが自分の可能性を切り開こうと燃えている。