希望の星★池谷公二郎(巨)に期待すること〜Part1〜
池谷クラッシュ大図鑑
川島堅…伊良部や橋本清、野村弘樹らを差し置きこの年のドラフトの目玉で甲子園で活躍、1年目に終速表示144キロをマーク初勝利。
大竹寛みたいな奇麗なフォームのピッチャーでストレートの切れも良く変化球・コントロールは川島の方が断然上だった。
この年高校生投手豊作の年で全てのキャンプ地を見回りルーキーをチェックした元祖フォークボールの名球界投手、杉下茂は静かに言い放った。
「今年のルーキーの中で、川島と橋本を潰したら、それは指導者の責任」
石貫宏臣…1991年、山本カープのリーグ優勝を影で支えた左腕のリリーフピッチャー。
酷使を通り越し投げに投げ先発中継ぎ敗戦処理なんでもござれ、5勝1敗防御率1.98。
大きなカーブと140キロ台中盤のストレートのコンビネーションは抜群だった。
尚、プロでの活躍は実質この年1年で終わった事は言うまでも無い。
今のピッチャーに例えるならダイエー杉内。
小野仁…語るまでもなく伝説の左腕。高校時代、全日本代表に選ばれ全盛期キューバのキンデラン、リナレス相手に三振を奪う。
その試合で149キロをマーク1回を無失点。今話題の島は同試合で145キロをマーク、1失点。
長身からの大きなカーブと、手塚理論の粋を極めたキレのある140後半のジャイロボールを持つ、
日本球界を代表する、否、メジャーを代表してもおかしくない程の素質の持ち主であった。