【プロ野球】とにかく替え歌をつくろう

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412アゲハ蝶
ヒヤリヒヤリと続くこの場面 姿見せた上原浩治
春の夜の天王山二死一二塁
喜びとしてのオレンジ 憂いを帯びたブルーに
世の果てまで打ち砕く横浜打線
監督に尋ねてみた どこまで行くのかと いつになれば代えるのかと
監督は答えた 終わりなどはないさ 今日も次も中4日
そう…じゃあ わかりましたと 見送ったのはずっと前で
解説の原辰則さん
彼が僕自身だと気付いたのは今さらになってだった
※巨人に入った それだけで良かった
 監督に期待をされた プロに入るだけでよかったのに
 抑えたいと願ってしまった 監督が表情を変えた
 ブルペンでは誰も投げていない
コーチがたったひとひらの 言の葉に込めた
「お前肩は大丈夫か?」と
そうそれは特に できるなら監督に届けばいいと思う
もしこれが戯曲なら 何てひどいストーリーだろう
中継ぎ・抑えの期待もできずに
唯一人マウンドに立っているだけなのだから
監督が望むのならこの身など いつでも差し出していい
降り注ぐ打線の盾になろう ただそこに一握り
残った僕の想いを すくい上げて左中間へ運ばれた
※繰り返し
打球を見上げた上原浩治 揺れるタオルのその向こう
近付くことは出来ないベンチに
冷たい水をください できたらもう代えてください
僕の肩に中6日も休みは来ない